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iPSを超える新万能細胞(STAP)の作成に小保方晴子が成功した理由! [移植 再生 IPS細胞]

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を超えるかもしれない画期的な新しい万能細胞(STAP細胞)の作成が世界で初めてマウスで成功したそうです。
しかもそれを発見したのは小保方晴子(おぼかた・はるこ)という大学院を修了してまだ3年の若手研究者(30歳)だったのです。
e2d97e2c.jpg小保方晴子.jpg
仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」という小保方晴子リーダー。

◆研究チーム

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)など日米の共同研究チーム。
2014年1月30日付の英科学誌、ネイチャーに掲載。

STAP細胞開発の中心となったのは、小保方晴子研究ユニットリーダー


新たな万能細胞 STAP細胞とは

「刺激惹起(しげきじゃっき)性多能性獲得細胞」のこと。

STAP細胞は、体の細胞に酸性の溶液で刺激を与えるだけで初期化され、体のあらゆるものに
なる細胞が作れるというもの。

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作成するよりも簡単で、早くでき、遺伝子を入れる必要もない
ので、がん化の心配もないという優れものである。

今回の研究のアイデア

大学院博士課程時代に留学した米ハーバード大医学部の教授らとの議論を通して生まれた。

「植物のほか、動物の中でもイモリは傷をつけるなど外からの刺激を与えれば、
万能細胞化して再生する。ヒトを含めた哺乳類でも同様のことが考えられないか」

とひらめいた小保方晴子は

体細胞を圧迫したり、穴を開けたり、栄養を与えなくしたり…。
考えられる限りの刺激を細胞に与え、「偶然に」酸性の溶液にたどり着いたという。


かつての無理解に泣いた日々

「かつては研究結果を誰にも信じてもらえず、泣き明かした夜も数知れない」

「動物の細胞は外からの刺激だけで万能細胞にならない」という通説から、
「研究が『これまでの生物学をばかにしている』と突き返されたこともある。

『あした1日だけ頑張ろう』と思いながら、5年かけてここまで来た」と小保方リーダー。


成功できた理由

小保方リーダーは早稲田大では化学を専攻したが、大学院からは「細胞の研究で人の役に立てるなら」と再生医療の研究に転身。

現在の上司に当たる笹井芳樹副センター長(51)は「化学系出身らしく、先入観なくデータを重視する視点が、生物学の通説にとらわれない姿勢につながった」とみる。
(ソース:2014年1月30日 読売新聞)

★実は、この笹井芳樹副センター長やセンターで研究中の若山照彦・現山梨大教授(46)が救いの手を差し伸べたのです。

多くの批判を浴びながら、どうして自分の信念を変えることなく成功することができたのか
不思議に思いましたが、この記事を読んでガッテンしました。

現在の上司笹井芳樹副センター長のご指摘のように先入観なくデータを重視する視点と
いもりのしっぽが再生するのだから哺乳類でも可能なのではないかと思う素朴な疑問とそれを解決
しようとする探究心,そして彼女を助けたくなる彼女の人柄にあるのではないかと思います。

彼女の口癖は「成功は実験に比例する」です。実験データが真実を語るのですね。

生物学の教科書を塗り替える大発見といいます。日本初のノーベル賞受賞者になるといいですね。、

関連記事>>新万能細胞STAP成功!早く簡単がん化せず!発見者小保方晴子とは?
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北海道で心臓移植「和田移植」以来46年ぶり [移植 再生 IPS細胞]

北海道大学病院で、道内では46年ぶりに心臓移植手術が行われ成功(2014年1月6日)。患者の容体は安定しているそうです

☆和田移植から46年間、北海道では心臓移植が行われなかったとは驚きです。それ程和田移植の影響が大きかったのですね。

心臓提供者と移植された人

・臓器提供者の男性は、関東地方で頭部外傷で入院中に臓器移植法に基づく脳死と判定された。

・移植を受けた患者は道内在住。2006年に心臓の筋肉が伸びて血液の循環が悪化する拡張型心筋症と診断され、2011年から人工心臓をつけていた。

和田移植について

道内の心臓移植は、札幌医科大の和田寿郎(じゅろう)教授(当時)が1968年に国内で初めて行い、脳死判定が適切だったかどうか議論が噴出した。

約46年前の「和田移植」は、海水浴場で溺れた大学生(当時21歳)を脳死と判定し、心臓を男性患者(同18歳)に移植した。世界初の心臓移植から約8か月後で、世界30例目となったが、患者は手術の82日後に死亡した。

脳死判定の妥当性をめぐって、和田氏は殺人容疑などで札幌地検に告発されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。和田氏は2011年2月に亡くなった。

☆和田移植のことは今でもはっきり覚えていますが、当時は非難がすさまじかったです。偉業ではあったのでしょうが、時期が早すぎたのでしょうね。
また患者さんが亡くなったこともあり、非難されたのだと思われます。そのおかげで臓器移植法ができたのでした。
無念の思いで亡くなられたと思われる和田氏のご冥福をお祈りします。

北大院長の言葉

臓器移植法に基づく心臓移植は日本国内では今回で186例目。
「和田移植」後、手術が途絶えていた道内での移植再開について、受けとめ方を問われた北大病院の宝金(ほうきん)清博院長は
「特別という思いはないが、今回の手術は大変大きな一歩となる。待ち続ける患者にとっても朗報だ」と語った。
北大病院には心臓の移植を待っている患者が約10人いるという。

宝金(ほうきん)清博院長の著書⇓⇓


★宝金(ほうきん)清博院長の著書をもっと見る>>楽天サイトへ★
(ソース:「和田移植」以来…北海道で46年ぶり心臓移植 読売新聞 1月6日(月)15時41分配信)
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看護師になって人を助けたい 少年の夢尊重し臓器提供決断 [移植 再生 IPS細胞]

事故にあって脳死になった少年の臓器を、家族が提供する決断ができたのは「看護師になって人を助けたい」という少年の夢でした。
 
☆このニュースを知って涙がとまりませんでした。
私は夢を叶えて看護師になり、人のお役に立てる仕事に誇りと生きがいを感じて暮らしているのに、この少年は15歳にもならずに事故で亡くなるなんて、かわいそうで、かわいそうで。

ご家族は悲しみの中で、わが子の臓器提供を決意するのは大変なことだと思われますが、後押ししてくれたのが、少年の夢だったのです。

改正臓器移植法に基づき、脳死と判定された15歳未満の脳死判定は4例目とのこと。

移植の経緯
少年は事故により国立病院機構長崎医療センター(長崎県大村市)に入院。

2013年11月29日に主治医から「回復の可能性が厳しい」と説明を受けた。
2013年12月1日家族が臓器提供を申し出た。

2013年12月7日早朝、臓器の摘出手術が行われた。
       心臓が岡山大病院で10代女性に。
       肺が京都大病院で60代男性に。
       肝臓が名古屋大病院で40代男性に。
       膵臓すいぞうと腎臓が大阪大病院で40代男性に。
       もう一方の腎臓が長崎大病院で40代男性に移植される。

少年は少なくとも5人の人の命ともいうべき重要な臓器を救うのです。
救われた人々やそのご家族を救い、それ以外にニュースを知った人々を感動させ、勇気づけてくれました。
これからも、多くの人々を救ってくれることでしょう。(ソース:2013年12月7日読売新聞)

心臓移植無事終了
12月7日少年の心臓は、中国地方の10代の女性へ移植する手術が岡山大病院で実施され、無事終了しました。
岡山大病院での心臓移植は初めてで、術後に記者会見した執刀医の佐野俊二教授は
「中四国の人に岡山でも心臓移植ができると知ってもらえれば意義は大きい」と。

病院によると、女性は拡張型心筋症と診断され、2011年に日本臓器移植ネットワークに登録。
提供された心臓の状態は良く、2~3カ月で退院できるということです。
(ソース:2013年12月7日 共同通信)

☆良かったですね。どの臓器も無事移植されることを願わずにいられません。
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脂肪幹細胞で精子活性化 特許出願 [移植 再生 IPS細胞]

脂肪に分化する前の幹細胞(脂肪幹細胞)が精子の運動性を向上させ、受精率を高めることが分かったそうです。
研究者
岐阜大応用生物科学部の村瀬哲磨教授(獣医臨床繁殖学)、名大医学系研究科の山本徳則准教授(泌尿器科臨床再生学)らで構成。

特許出願
2013年10月末、脂肪幹細胞を用いて精子を活性化する技術の特許を両大学共同で出願した。

実験
ブタの脂肪幹細胞や精子を使った実験で突き止めた。

今後の見通し

この技術はブタが夏季に暑さのため不妊症になりやすいことの対策に有効であるほか、広く応用ができると見込んでおり、
希少種の保護や人の男性不妊症治療にも役立てることを目指している。

◆【脂肪幹細胞】とは 自己複製可能で筋肉や血管、神経、骨など多くの組織に分化し得る細胞。2001年に発見された。
脂肪組織の間から採取する。人の場合、移植に用いられる骨髄幹細胞と比べると同じ質量当たり200倍が存在、
高齢者にも応用が可能。

採取が容易で数も多いため、再生医療での活用が注目されている。尿失禁治療のほか脂肪への分化を利用した乳房形成などで
臨床研究が行われている。今のところ動物、人を問わず生殖医療への応用例はない。

☆男性の不妊治療に役立つ可能性があるのは朗報ですね。

(ソース:脂肪幹細胞で精子活性化 岐阜大と名大、特許出願 2013/11/23 岐阜新聞)

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提供肺の回復装置使用による脳死移植 国内初成功 [移植 再生 IPS細胞]

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脳死摘出肺を 移植前に機能回復させる体外臓器維持装置を2013年7月に初導入した岡山大病院が、実際に脳死による臓器提供者(ドナー)から摘出された肺に「体外肺循環装置」を使用したことを2013年10月23日、発表したそうです。

病院によると、装置を提供肺に使用したのは国内初で、移植手術は成功したとのこと。

体外肺循環装置の役割
呼吸器外科の大藤剛宏准教授によると、脳死移植では、摘出された肺に水がたまって肺水腫になったり、たんが詰まって機能低下したりして移植できない場合がある。

装置を使えば、移植前に血液代わりの液体を肺に循環させて、移植後の状態を確かめられるとのこと。

(ソース:提供肺の回復装置使用 脳死移植、岡山大病院 2013/10/23 【共同通信】)

☆当初の予定では、早ければ8月の脳死肺移植で稼働させる予定ということでしたが、10月になったのですね。
でも、成功して良かったです。一歩前進です。他の臓器でもできるようになることでしょう。

関連記事>>脳死摘出肺を 移植前に機能回復させる体外臓器維持装置 初導入

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人毛生やす実験に成功 米チーム   [移植 再生 IPS細胞]

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毛髪のもとになる「毛乳頭」と呼ばれる細胞を、立体的に培養して人毛を生やすことに、マウスを使った実験で成功したそうです。
研究チーム
米コロンビア大のチームが2013年10月21日発表した。

研究成果
チームは、毛の根元の毛包という器官の中心にある毛乳頭細胞に着目して成功。
病気やけがなどで毛髪を失った人の治療に役立つと期待される。

今後の見通し
チームの研究者は「人での臨床試験はまだ先だが、将来は何百本かの毛髪提供を受けて大量の毛髪を再生することが可能になるかもしれない」としている。

☆薄毛の人やはげの人にも応用できるでしょうね。毛髪再生医療が盛んになることでしょう。
 
(ソース:人の毛生やす実験に成功 米チーム、治療応用も 2013/10/22 09:09 【共同通信】)

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骨細胞が造血幹細胞の動きを制御 白血病治療に有用 [移植 再生 IPS細胞]

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骨を形作る骨細胞が、血液のもととなる造血幹細胞の動きを制御していることが発見されました。

発見者

岡山大と神戸大の研究チームがマウスを使った実験で突き止め、2013年6月6日付の米科学誌セル・ステム・セルに発表した。

発見に至った経緯

白血病などの血液疾患では、健康な人にG―CSFという薬剤を投与し、骨の中心部にある骨髄に含まれる造血幹細胞を血液中に流出させ、これを採取して患者に移植する治療がある。

チームは、マウスの骨細胞を減少させると、G―CSFを投与しても、血液中に造血幹細胞がほとんど流出しないことから、骨細胞が造血幹細胞の動きを制御していることを発見した。

(ソース:骨細胞が血液のもと制御 白血病治療に有用、岡山大ら発表2013/06/07 01:00【共同通信】)

☆骨細胞をふやせば造血幹細胞も増え、白血病の治療に役立つということですね。

【もっと知りたい ニュースの「言葉」】

造血幹細胞(2005年10月8日)Kyodo Zoomより
血液のもとになる細胞。赤血球や白血球、血小板などの血液細胞は造血幹細胞から増殖・分化してできる。
臍帯血(さいたいけつ)や骨髄に多く含まれ、白血球の型の合う造血幹細胞を白血病の患者に移植する治療が広く行われている。
また、造血幹細胞を多く含む骨髄細胞を、心筋梗塞(こうそく)を起こした領域に移植すると、血管内皮や心筋細胞に分化し症状を改善できるとされる。
肝臓の細胞に分化するとの報告もあり、再生医療への応用も期待されている。

関連記事>>骨細胞が 免疫強め全身の健康守る マウスで解明

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骨細胞が 免疫強め全身の健康守る マウスで解明 [移植 再生 IPS細胞]

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骨を形作る「骨細胞」が、免疫の力を強め、体全体の脂肪の量を適度に保つなど、健康に重要な役割を果たしていることが分かりました。

解明者

神戸大と北海道大の研究チームがマウスで明らかにし、2013年10月17日付の米科学誌セルメタボリズム電子版に発表した。

成果

寝たきりの人や重力のかからない宇宙飛行士は骨の量が急速に減り、免疫低下やホルモンなどの代謝異常を来すことがあり、この原因解明につながる成果。

今後の見通し

骨細胞に運動や薬剤で刺激を与えて働きを強化すれば、老化で骨が弱ったり、免疫不全や脂質代謝異常を起こしたりした患者の治療に役立つ可能性がある。

(ソース:骨細胞、免疫強め全身の健康守る 神戸大など、マウスで解明 2013/10/18 01:00 【共同通信】)

☆運動をすれば骨細胞が増えることはすでに知られていますが、それによって免疫力が強まり、体全体の脂肪量が適切に保たれることは知りませんでした。
運動することは本当に大事なことがさらに分かりました。運動できない人には薬剤がはやく開発されればいいですね。

関連記事>>骨細胞が造血幹細胞の動きを制御 白血病治療に有用

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造血新細胞 マウスで発見 新たに造血のしくみ解明 [移植 再生 IPS細胞]

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骨髄の中に、赤血球や血小板などの血液の細胞に変化する新たな細胞がマウスで見つかったそうです

発見者
東京大学の中内啓光教授らが発見、2013年8月30日、米科学誌セル(電子版)に報告。
中内教授は「血液の細胞ができる過程が新たにわかった。白血病などの原因究明につなげたい」と話している。

中内啓光教授の著書⇓⇓

実験方法
中内教授らは、遺伝子を操作して、紫外線を当てると光る特殊な造血幹細胞をつくり、マウスに移植。
定期的に採血し、造血幹細胞から血液細胞に変化していく過程を詳しく調べた。

実験結果
その結果、赤血球や血小板などに変化する新たな細胞が見つかった。ただし、この細胞はリンパ球にはならないという。

従来の考え方との違い
従来は、血液の細胞は、骨髄中の造血幹細胞から、前駆細胞を経て、白血球、リンパ球、赤血球、血小板などができると考えられてきた。

しかし、この研究では、前駆細胞からは 赤血球や血小板はほとんど作られず、新しく見つけた細胞から造られていることがわかった。

(ソース:2013年8月30日 読売新聞)

☆従来の学説がくつがえされたということでしょうか。簡単に言うと、造血幹細胞からは前駆細胞と新しく見つけた細胞が分化し、前駆細胞からは白血球やリンパ球が産生され、新しく見つけた細胞からは赤血球や血小板が産生されるというのですから、すごいことです。
医学の分野ではまだまだ分からないことがあるのですね。

造血幹細胞とは
血液中の赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を産生する細胞のこと。
この細胞には自己複製能があり、自らが分化して血液細胞になる。
成人では主に骨髄に存在し、胎児では肝臓、脾臓(ひぞう)、また臍帯血(臍帯と胎盤の中の血液)にも存在する。血球芽細胞とも言う。(デジタル大辞泉)
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 人のiPS細胞から 直径4ミリの「脳」作製  [移植 再生 IPS細胞]

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 人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から直径約4ミリの立体的な脳組織を作ることに成功。
◆この脳組織を作成した人

オーストリアや英国の研究チームで、2013年8月28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表。

◆この脳組織の作成法
チームはiPS細胞を神経系の細胞へ変化させ、ゼリー状の物質の中に入れて培養した。

◆この脳組織の構造

この脳組織には大脳皮質に似た構造や髄膜などが含まれており、複雑な人間の脳の一部を形作った
画期的な成果。

◆発達異常再現

脳の成長が滞る小頭症の患者のiPS細胞からも脳組織を作り、発達異常が起きることを確認した。

◆今後の見通し

チームは「脳が出来上がる仕組みを調べたり、人間の脳に特有な病気の仕組みを解明したりすることに
つながる」としている。

☆すごいですねえ。ついに脳を作るという神の領域に踏み込んだのですね。
 
(ソース:2013/08/29 02:00 【共同通信】)

関連記事>>
・世界初、iPSから立体の肝臓 横浜市大チーム2013年7月4日【共同通信】
・iPS臨床を承認、網膜再生 世界初、年内にも開始2013年6月26日【共同通信】
・東大、iPS細胞から血液のもと マウス使い「造血幹細胞」2013年5月14日【共同通信】
☆リンクは貼っていませんので記事題名で検索してください。

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認知症きらきらネット




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大阪大 30代女性に自家膵島移植 成功 [移植 再生 IPS細胞]

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慢性膵炎の30代女性から膵臓を摘出し、血糖値を調節するインスリンなどを出す組織「膵島」を取り出して本人に移植する手術に成功したと、大阪大病院が2013年8月21日に発表したそうです。

☆女性は膵臓がうまく働かず、食事ができない状態だったため、役に立たない膵臓は摘出し、膵臓の中の膵島を取り出して本人のどこかに移植したようです。摘出した膵臓の跡に移植したのでしょうか。

手術は7月に実施し経過は良好で、近く退院する見通しとのこと。

大阪大病院によると、進行すると糖尿病やがんになる膵炎の患者で自家膵島移植が成功したのは国内初
新たな治療法として注目されています。

☆インターネットで見ると東北大学膵島移植プロジェクト
http://homepage2.nifty.com/islets/facilities.html
でも2011年3月に自家膵島移植に成功しているようです。大阪大とは違うのでしょうか。

「今回の手術で生活の質が改善される」と担当した大阪大の伊藤寿記教授は話ました。



(ソース:大阪大、国内初の膵炎治療成功 30代女性に膵島を自家移植 2013/08/21 10:25 共同通信)

【短期勤務】沖縄・離島で働く看護しサイトナースパワー



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iPS細胞移植し 動物体内で人間の血液作製  [移植 再生 IPS細胞]

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ヒツジやブタなど大型動物の胎児にヒトのiPS細胞を移植して人間の血液や臓器を作る研究が栃木県内でも進んでいるそうだ。

※iPS細胞とはさまざまな細胞になる能力を持つヒトの人工多能性幹細胞

◆研究者

自治医大が宇都宮大と連携し、独自の研究を進めている。

◆研究経過

自治医大再生医学研究部の花園豊教授らは1999年ごろから、受精卵を壊して作る万能細胞「胚性幹細胞」(ES細胞)の研究を開始。
宇都宮大農学部の長尾慶和教授らと連携し、サルの血液を持つヒツジや、ヒトの臍帯血を使ってヒトの血液成分の一部を持つ
ヒツジを作るなどしてきた。

京都大の山中伸弥教授がiPS細胞を開発した後、iPS細胞の研究にも着手。
ブタ専用の先端研究機器がそろった自治医大「ピッグセンター」などを生かし、大型動物を使った再生医療研究をリードしている。

一方、動物の体内で作った血液や臓器を人間の体内で使うには、未知の病原菌などのリスクを解消しなければならず、
サルを使って安全性を検討している。

◆今後の見通し

花園豊教授は「畜産県栃木の強みを生かした研究」と指摘し、倫理面の問題もクリアする必要があるが5年以内に赤血球や
血小板まで作り輸血に使いたい」と話している。

(ソース:動物体内で人間の血液作製 自治医大など、iPS細胞研究進む 下野新聞 8月20日 朝刊)

☆京大だけでなく、地方の大学でもiPS細胞の研究がずいぶん進んでいることが驚きです。頼もしいですね。
 
 
 


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iPS細胞で 変形性膝関節症の治療 [移植 再生 IPS細胞]

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東京大学の研究グループが、iPS細胞を使って、傷ついたひざの関節を再生させることに、ブタを使った実験で成功しました。
老化に伴ってひざの関節の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」などの新たな治療法の開発につながると期待されます。

◆実験者
東京大学医学部附属病院の星和人特任准教授らの研究グループ。

実験方法
ヒトの皮膚などから作ったiPS細胞を骨の成分とよく似た物質と一緒に、ひざの関節が傷ついたブタに移植した。

実験結果
1か月後に関節の組織を詳しく調べたところ、傷ついた軟骨や骨が再生していることが確認され、
足を引きずりながら歩いていたブタがスムーズに歩けるまでに回復した。

研究グループによると、iPS細胞を使って、ブタのような大型の動物でひざの関節を再生することに成功したのは初めて。

今後の展望
「今回の方法だと、関節の軟骨を広い範囲で修復できる。老化に伴って軟骨の損傷がひどくなる『変形性膝関節症』などの、新たな治療法の開発につながる」と星特任准教授は話している。

☆変形性膝関節症でお困りの老人は私の周囲にも大勢いますので、この実験はどれだけ多くの人達の役に立つか、計り知れません。
(ソース:NHKニュース iPS細胞でブタの関節再生 8月17日 5時35分)




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脳死の女の子の臓器 多くの人を救う [移植 再生 IPS細胞]

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長崎大学病院で2013年8月9日、脳死と判定された10代前半の女の子から、臓器を摘出する手術が行われ、心臓や肺など、移植されるすべての臓器の摘出が終わり、このあと待機中の患者にそれぞれの臓器を移植する手術が行われるとのこと。

3年前に改正臓器移植法が施行されて以降、15歳未満の子どもが脳死と判定され、臓器提供が行われるのはこれで3例目。

長崎大学病院によりますと、10日朝早くから臓器を摘出する手術が行われ、午前7時半までに心臓や肺、肝臓、すい臓、それに腎臓のすべての臓器の摘出が終わり、それぞれの移植を行う施設の医師らのチームが運び出していきました。

摘出された臓器移植が行われる施設

心臓は、東京大学附属病院で10代の男性に 無事移植されました。(8月10日)
は、東北大学病院で30代の女性に
肝臓は、慶応大学病院で30代の女性に
片方の腎臓は、国立病院機構長崎医療センターで50代の男性に
すい臓ともう一方の腎臓は、名古屋第二赤十字病院で40代の女性に同時に移植

☆合計5人の人に移植されることになります。

家族「誰かの体の一部に」

脳死と判定された10代前半の女の子の家族は「娘はいつも自分のことよりも人のことを先に考える子で、看護師になりたいという夢がありました。臓器提供によって、人助けしたいという娘の願いに沿えると家族で考えました。
誰かの体の一部となって元気に生きてくれれば、家族にとって生きる糧になると思います」という家族のコメントでした。

☆実際にその立場になってみないと何とも言えませんが、どうしても助からないとわかったら、私も多くの人の役に立てたい。
娘の一部でも生きていて欲しいと願うと思います。

この娘さんきっと立派な看護師さんになったでしょうね。看護師として恥ずかしくなってしまいました。人助けに徹していない私だからです。

(ソース: NHKニュース 脳死の女の子の臓器摘出 移植へ 8月10日)

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全国初 iPSに活用へ 兵庫のバンク 臍帯血を提供、  [移植 再生 IPS細胞]

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再生医療に役立てるため、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を備蓄する京都大iPS細胞研究所の「iPS細胞ストック」事業に対し、兵庫県のNPO法人「兵庫さい帯血バンク」(西宮市)が、臍帯血の提供を決めたそうです。

 出産時に採取される臍帯血は、血液の成分をつくる「造血幹細胞」を含み、白血病の移植治療などに用いられている。
iPS細胞をつくるのに適しており、提供は全国8カ所の臍帯血バンクで初とのこと。

兵庫さい帯血バンクによると、現在、約3400人分を保管。
採取してから10年以上経過したものを対象に、母親と子どもの同意を得た上で同研究所に提供する方針。

 
 
 


京都大iPS細胞研究所の「iPS細胞ストック」事業とは
再生医療で移植を受ける患者自身の細胞からiPS細胞を作ると時間や費用がかかるため、事前に他人の細胞からiPS細胞を作製して備蓄し、治療に役立てるのがiPS細胞ストック事業。

他人から作るため、移植される患者が拒絶反応を起こす恐れがある。
このため、拒絶反応を起こしにくい白血球の型の人のiPS細胞を集めることが課題。

同研究所によると、特定の75種類の細胞を集めれば、日本人の約8割をカバーできるため、全国の臍帯血バンクに協力を求めていた。

兵庫さい帯血バンクは、採取後10年経過しても使われなかった臍帯血を対象に、母親と子どもの同意を得て提供する方針。
10年経過後の臍帯血の中に、拒絶反応が起きにくい白血球の型を複数確認しているという。

臍帯(さいたい)血バンク
胎盤やへその緒の血液から血液細胞のもとになる「造血幹細胞」を取り出し、白血病など血液疾患の患者に移植するために使う臍帯血を保存する機関。

日本さい帯血バンクネットワークによると、全国8カ所の公的バンクには2013年8月3日現在、2万3746人分が保存されている。

☆全国8カ所の臍帯血バンクが全部協力してくれれば、拒絶反応を起こしにくい白血球の型75種類が比較的容易に集められるのではないでしょうか。
それにしても、採取後10年経過しても保存できるという技術にびっくりです。
(ソース:神戸新聞 2013年8月4、5日)
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京大グループ 血小板減少症 iPSで再現 [移植 再生 IPS細胞]

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生まれつき血小板が少ない先天性無巨核球性血小板減少症(CAMT)の患者から作製したiPS(人工多能性幹)細胞で病態の再現に成功、血液成分が作られるメカニズムの一端が明らかになったそうです。

研究者
京都大iPS細胞研究所の江藤浩之教授や平田真治研究員のグループが、米科学誌で2013年8月2日発表。

先天性無巨核球性血小板減少症(CAMT)とは

血液細胞への分化を促す生理活性物質トロンボポエチン(TPO)の受容体が失われ、血小板を作る巨核球
などができなくなるために発症する病気。  

実験方法と実験結果

グループは、CAMTの成人患者の皮膚からiPS細胞を作製し、血液細胞に分化させたところ、
血小板と赤血球がほとんどできなかった。

血小板だけでなく、赤血球を作るためにもTPO受容体が必要であることが分かった。

今後の展望
江藤教授は「TPOと同様の働きをする物質が貧血薬としても期待できることが示された」と話している。

【 2013年08月02日 11時00分 】

 
 
  

(ソース:2013/8/02 13:13 【京都新聞】 )

☆さすが京大グループです。iPSの研究がドンドン進んでいますね。

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慶大チーム iPS使わずに心筋細胞再生 [移植 再生 IPS細胞]

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iPSを使わず 人間の心筋細胞を、心臓にある別の細胞に遺伝子を導入して再生する実験に成功したそうです。

実験者
慶応大の家田真樹特任講師らのチーム。米科学アカデミー紀要電子版に論文が掲載されます。

実験方法
心筋梗塞を起こすと、拍動する心筋細胞が失われますが、心臓線維芽細胞は残ります。
チームは線維芽細胞を提供してもらい、これに5種類の遺伝子を導入し、心筋細胞に変化することを確認したのです。

今後の展望
心筋以外の細胞から、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を一度作り、それをさらに心筋細胞に変える実験は、
国内外で既に成功していました。

今回のように、iPS細胞などの形を経ずに直接変化させる手法が実現すれば、治療までの期間を短縮できることが期待されるとのこと。

☆何でもiPS細胞からと思っていましたが、なくても心筋細胞が早くできるということは、心筋梗塞の新たな治療法として期待できますね。

(ソース:2013年7月17日 読売新聞)


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iPS細胞の臨床研究 目の難病治療 8月から患者募集 [移植 再生 IPS細胞]

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いよいよiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った加齢黄斑変性症という目の難病治療の世界初の臨床研究が日本で開始されます。


◆この臨床研究を実施する施設 

理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)が2013年7月30日、会見を開き、研究計画を正式に発表しました。
理研は2月、計画書を厚生労働省に提出しました。

理研の高橋政代プロジェクトリーダーは「治療法を作るための第一歩。これから長い道のりがある。責任をひしひしと感じている」
と述べました。

臨床研究の対象者
臨床研究は、目の「色素上皮」という組織によけいな血管が生えて視力が落ちる難病「加齢黄斑変性症」の患者6人が対象。

治療方法
血管や古い色素上皮を取り除き、患者自身の肌からiPS細胞を通して作った色素上皮を移植します。

計画の了承
iPS細胞は遺伝子導入で作られるため、移植後にがん化するなどして人体に害を与える恐れもあるので、
こうした問題が起きないかどうか、専門家による厚労省の審査委員会での審議を経て、

今月7月19日に田村憲久厚労相が計画を了承したのです。

患者の募集

参加する患者の募集は、8月1日から始まります。
高橋さんは会見で「厚労省において、諸手続きを迅速に行っていただいた。
世界に先駆けて、適切な形で臨床研究を行えることを感謝している」と述べました。

(ソース:ヤフーニュース 朝日新聞デジタル 7月31日(水)9時30分配信 )

☆希望者が殺到すると思いますが、どうやって決めるのでしょうか。気になります。

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山中教授 京都名誉市民の称号を [移植 再生 IPS細胞]

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ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授(50)が本日(2013年7月30日)、京都市から名誉市民の称号を贈られ
「これからも研究者として、教育者として、若い人たちと頑張っていきたい」と抱負を語ったそうです。

☆すばらしいことです。むしろ遅いのではないですか。世界の中山教授にまだ送られていなかったとは。

国立京都国際会館(京都市)での表彰式で、門川大作市長が表彰状やメダルを贈呈。
山中教授は「京都市に税金を納めたことはないが、ずっと京都市民になりたいと思っていた」と会場を笑わせたとか。

☆どうして京都市に税金を納めていないのかと思ったら、山中教授は大阪市在住なので、大阪市に税金を納めているのですね。面白い冗談でした。びっくりしましたよ。脱税かと思って(笑)。

2004年10月から京大を主な拠点として研究活動に取り組み、京大iPS細胞研究所の所長を務めているので、京都市に貢献していることで、京都市の名誉市民の称号を与えられたのでした。

(ソース:2013/07/30 11:50 【共同通信】)
 
 
 

もっと知りたい ニュースの「言葉」
ノーベル医学生理学賞とは(2002年10月7日)
医学と生理学の分野で最高の栄誉。
アルフレッド・ノーベルの遺言によると、「前年に人類に最も貢献し」「医学・生理学の分野で最も重要な発見をした人」に贈られる。

☆日本からは1987年に利根川進・米マサチューセッツ工科大教授
高等動物の免疫反応で多様な抗体がつくられる仕組みを遺伝子レベルで解明して受賞しています。

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iPS細胞活用して 難しいがん性腹膜炎や、膵臓がんの治療技術開発 [移植 再生 IPS細胞]

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iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った免疫細胞を、がんが腹腔[ふくくう]に広がって治療が難しいがん性腹膜炎や、膵臓[すいぞう]がんの治療に活用する技術を開発したそうです。 2~3年以内に臨床試験に向けた審査を学内の倫理委員会に申請する方針とのこと。

開発者
熊本大大学院生命科学研究部の 千住覚准教授(51)=免疫識別学=らの研究グループ
研究成果は、米オンライン科学誌プロスワンに掲載されたとのこと。

がん性腹膜炎と膵臓がんの現状
がん性腹膜炎は、胃の外側まで進行した胃がんが、腹腔内にがん細胞をばらまくことなどによって起きる。
確認された場合、胃がんの切除手術は断念せざるを得ず、抗がん剤などで治療しても平均生存期間は約1年間。

膵臓がん
膵臓は胃の裏側にあり、がんの発見が難しく、見つかった場合は既に進行しているケースも多い。
 

千住准教授らの2011年までの研究
千住准教授は2011年までに、iPS細胞からマクロファージという免疫細胞を大量に作る技術を確立
免疫細胞が細菌など特定の対象を攻撃する仕組みを、がん治療に応用する研究を進めてきたといいます。

マウスでの実験方法と結果
研究グループは、免疫機能をなくしたマウスの腹腔内に、ヒトの胃がんや膵臓がんの細胞を移植。
作製した免疫細胞を腹腔に注射すると、免疫細胞ががん組織の内部に入り込んだ。

この細胞の遺伝子を操作して抗がん作用があるインターフェロンを生産する機能を持たせたところ、
がんの領域が小さくなり、細胞の増殖を抑える効果を確認できた。

特に、膵臓がんの細胞を移植したマウスの中には、がんがほぼ消滅する個体も出るなど効果が大きかった。

◇一方、治療しなかったマウスは、約2週間で腹腔全体にがんが広がった。

今後の見通し

・治療が実用化されれば、がん性腹膜炎が確認されても、胃がんを切除できる可能性が出る。
・「がん患者には待ったなしの人が多い。治療に役立つ研究を急ぎたい」と千住准教授はいう。

・「ヒトのがん組織に対する効果を確かめられれば、手術や抗がん剤との併用で、治療の新たな戦略となる」と
今後、共同して臨床研究を進める熊本大の馬場秀夫教授(55)=消化器外科=は話した。

☆次々とiPS細胞が活用されていくようですね。がんの人は本当に時間との競争ですから、一日も早く研究が
進むことをお祈りします。

(ソース:くまにちコム 熊本のニュース 2013年7月15日)
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母から3歳児へ 世界初の新たな生体肺移植に成功 岡山大病院  [移植 再生 IPS細胞]

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母親の肺の中葉部分を3歳児へ移すという生体肺移植が岡山大病院で7月1日(2013年)世界で初めて行われ、開始から11時間後に無事終了したそうです。

手術の経過

手術担当

手術は大藤剛宏チーフを執刀医とするチーム30人が担当。

時系列7月1日
10:05 手術開始、母親の右肺の中葉を摘出し、体外保存に必要な処置を実施。

13:35 男児の右肺と取り換える手術を施行。

21:00 終了。約11時間の手術。

移植後

肺は順調に機能しており、男児は早ければ1カ月後に、母親は2週間後に退院の見通し。


世界初の新たな方法とは

肺の移植としては国内で最年少という小さな体なので、肺の中で最も小さな「中葉」と呼ばれる部分を移植したのが世界初の新たな方法です。

中葉を移植した背景
・子どもの脳死段階での臓器の提供が少ない。
・大人から提供される場合も、これまで使われてきた「下葉」と呼ばれる部分が幼い子どもには大きすぎて合わない。

中葉移植の問題点
・中葉 を使った生体肺移植はこれまでに成功の報告がない
・下葉とは形や血管の位置が異なるため、移植にはより高度な技術が求められる。

◆男児が肺移植に至った理由
男児は1年9カ月前に白血病治療で骨髄移植を受けたが、移植された細胞が患者の体を異物と認識して攻撃するGVHD(移植片対宿主病)を肺で発症し、呼吸機能が著しく低下。

酸素吸入で生命を維持する状態が続き、移植しか治療法はなかった(関西在住)。

これからの見通し
「中葉を使った移植は男の子1人を助けるにとどまらず、これまで助けることができなかった子どもたちに光が当たるという意義がある」と執刀した岡山大学病院の大藤剛宏医師は話しました。

☆良かったです。NHKニュースで、度々放送されていて気になっていました。
より多くの子供たちが助かるということは素晴らしいです。
お母さんも自分の体で自分の子供を救うことができたらこんなうれしいことはないでしょう。

(ソース:2013/7/01、02 山陽新聞、NHKオンライン)
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iPS世界初の臨床へ 網膜再生の研究を了承 [移植 再生 IPS細胞]

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世界初の「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」を使って目の網膜を再生する臨床研究を、条件つきで了承することを厚生労働省が決定。

臨床研究計画を申請したのは
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーらの研究チーム。
計画書を、2013年2月、厚労省に提出していた。

臨床研究の対象になった病気

加齢黄斑変性という目の難病で、年齢を重ねるとともに、目の網膜の一部が変化して視力が低下し、失明に至ることもある病気で、
国内におよそ70万人の患者がいるとされている。

 
 
 


研究方法
年を取るに従って網膜の色素上皮などに異常な血管が生じて視力が低下する「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」の患者6人を対象に行う。
患者の皮膚からiPS細胞を作製し、色素上皮細胞に変えた上で移植して、安全性と効果を調べる。

今後の見通し
7月中旬に開かれる厚生科学審議会科学技術部会で了承が得られれば、厚労相が正式に承認し、世界初の臨床研究が始まる。
患者の募集や決定を経て、来夏にもiPS細胞から作った網膜の細胞の移植が行われる見通し。
 
☆いよいよiPS細胞の臨床研究が始まりますね。世界発ということで期待されます。
 
(ソース:iPS世界初の臨床へ=来夏にも移植、目の難病研究―審査委が計画了承・厚労省 時事通信 6月26日(水)19時30分配信)
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iPS使った角膜移植 網膜色素変性症 加齢黄斑変性 続々臨床研究開始 [移植 再生 IPS細胞]

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iPS細胞による目の治療法の研究が進み、続々と臨床研究の段階に進んでいるようです。喜ばしいことです。

角膜移植の臨床研究
iPS細胞(人工多能性幹細胞)から角膜の組織を作り目に移植する臨床研究を、「3~4年後をめどに始めたい」と大阪大の西田幸二教授(眼科)は2013年5月16日、東京都内で開かれた日本眼科学会の講演会で、発表しました。

角膜移植の方法
iPS細胞から作った角膜の細胞を増やしてシート状にした後、角膜が傷ついている患者の目に貼り、視力の回復をめざす。
作製するのは角膜表面の「角膜上皮細胞」と、内側の「角膜内皮細胞」の2種類で、患者は目のけがや、角膜が傷ついて視力が下がる難病「スティーブンス・ジョンソン症候群」などの病気が対象。

網膜色素変性症

理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは上記と同じ講演会で、iPS細胞を使って網膜の視細胞が減る難病「網膜色素変性症」を治療する臨床研究について、5年後をめどに始める見通しを明らかにした。

加齢黄斑変性
理化学研究所は、iPS細胞を使って目の難病「加齢黄斑変性」の治療を行う臨床研究を、すでに厚生労働省に申請している。

(ソース:ヤフーニュース 読売新聞 5月16日(木)21時31分配信 )

☆目の治療が、こんなにiPS細胞でできるとは、素晴らしいです。目が悪いとQOL(クォリティ オブ ライフ)の質が大幅に下がりますからね。
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18歳未満の脳死男性 4人へ臓器提供 [移植 再生 IPS細胞]

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脳死と判定された、広島県呉市の病院の18歳未満の男性から、心臓などの臓器が提供され、東京や広島などの4人の患者に移植されることになりました。

☆一人で4人の患者を救うことができるのはすごいことですね。遺族の方々もご満足なのではないでしょうか。

広島県呉市の国立病院機構呉医療センターで脳血管障害の治療を受けていた15歳以上18歳未満の男性が、2013年5月10日夜脳死と判定され、死亡が確認されました。

家族が最終的に臓器の提供を承諾したため、5月11日午後、脳死の段階で心臓と肝臓、腎臓、それにすい臓が摘出され、4人の患者に移植する手術が行われることになりました。

心臓は東京大学附属病院で10代の女性に、
肝臓は広島大学病院で60代の男性に、
腎臓は同じく広島大学病院で40代の女性に、
すい臓は愛知県にある藤田保健衛生大学病院で30代の女性に
それぞれ移植されます。

移植手術は、順調に進めば、5月12日午前までにすべて終了する見通しです。

18歳未満で脳死と判定されるのは、去年6月に富山県の病院で治療を受けていた6歳未満の男の子以来で、今回で4人目となります。

☆思ったより臓器提供は少ないようです。難しい問題のようですね。
 私は常々、「私が脳死になったら、何でも提供してね」と言っているのですが、夫は、「そんな老人の臓器、
 使えないよ」と言います。何歳まで提供できるのでしょう?

(ソース:NHKニュース 18歳未満の男性 臓器移植手術へ 2013年5月11日 18時50分)

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50難病、iPS使い新薬開発  [移植 再生 IPS細胞]

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iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、患者数が少ない難病50以上の新薬開発を加速させるプロジェクトに、政府が乗り出しました。

基礎研究から薬の実用化まで、国主導、企業を加えた初の産学連携で、2016年度までに治療薬の候補物質を探す共同研究体制を整え、日本発の難病治療薬を送り出す構想です。

患者が少ない難病の研究は難しく、原因の究明や薬の開発が、世界的に進んでいない現状です。

マウスなどの実験動物で難病を再現する研究には限界がありました。
しかし、iPS細胞の技術を使うと、難病患者の皮膚や血液の細胞から、神経や筋肉などの患者自身の病気の細胞を作り、生きたままの状態で増やすことができます。

この細胞を難病の研究に使えば、原因を調べたり、薬効を確認する研究が、飛躍的に進むと期待されるのです。

☆難病の研究が進まないのは本当にお気の毒でした。
難病患者の会が、再三政府に研究嘆願書を提出していましたが、ようやく報われる時が来るようです。
日本発のiPS細胞なのですから、十分活用して欲しいですね。
★難病に関する本をもっと見る>>楽天サイト★
(ソース:読売新聞 5月3日(金)9時57分配信 )

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世界初の子宮移植女性が妊娠、トルコ [移植 再生 IPS細胞]

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死亡したドナー(臓器提供者)から摘出された子宮の移植手術に世界で初めて成功した女性が、胚移植により妊娠したことが分かったそうです(2013年4月12日発表)。

担当医のムスタファ・ウナル(Mustafa Unal)氏によると、デルヤ・セルト(Derya Sert)さん(22)はトルコ南部アンタリヤ(Antalya)県のアクデニズ大学病院(Akdeniz University Hospital)で体外受精した胚の移植を受け、初期検査の結果、妊娠2週間を迎えつつあることが判明したとのこと。
「今のところ経過は順調」といいます。

世界で5000人に1人いるとされる生まれつき子宮がない女性のセルトさんは、2011年8月に同病院で子宮の移植手術を受け、世界初の成功例になり、当時「医療の奇跡」と呼ばれました。
不妊に悩む世界中の女性たちにとって、セルトさん妊娠のニュースは新たな希望の光となるでしょう。

しかし、セルトさんは、合併症や拒絶反応のリスクを避けるため、帝王切開により出産し、産後数か月で子宮は摘出されることになっているそうです。

☆それ以上存続させるのはむりなのでしょうか。子供を産む目的は果たせるから良いのかも。
それにしても、死亡したドナーからの移植とは、すごいことですね。それが、ちゃんと子宮の役目を果たす
のですから。

(出典:世界初の子宮移植女性が妊娠、トルコ AFP=時事 4月13日(土)8時22分配信)

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iPS細胞だけを光らせて 見分ける 検出薬開発 [移植 再生 IPS細胞]

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iPS細胞だけを光らせて、ほかの細胞と見分ける新しい検出薬が開発され、将来、移植の時に、腫瘍やがんになるおそれのある細胞をあらかじめ取り除くことができると期待されています。

この検出薬は、iPS細胞だけに反応して蛍光色に光らせるもので、茨城県つくば市にある産業技術総合研究所と製薬会社の研究チームが開発したのです。

体のあらゆる組織や臓器になれるiPS細胞は、医療への応用研究が広く進められていますが、体の組織に成長していない状態のものが移植されると腫瘍やがんになる危険性が問題になっています。

しかし、今回の検出薬は、これまでに開発されていた薬と比べて感度が高く、iPS細胞と組織の細胞が混じった培養液の中から、iPS細胞だけを光らせて分離することができるので、腫瘍やがんになるおそれのある細胞を移植する前に、あらかじめ取り除くことができると期待しています。

「この検出薬を多くの研究者に使ってもらい、5年後の医療現場での実用化を目指したい」と産業技術総合研究所の伊藤弓弦研究チーム長は話しています。
(出典:NHKニュース 2013年3月19日)

☆産業技術研究所って、色んな研究に関連しているのですね。役割大きいと思います。

★産業技術研究所について関連産業を見る>>楽天サイトへ★

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一匹のマウスから598匹のクローンマウス作成 [移植 再生 IPS細胞]

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理化学研究所再生・発生科学総合研究センター(神戸市)の研究チームが、1匹のマウスから遺伝子が同じクローンマウスを作り出し、さらにクローン作製を繰り返して26世代、598匹に達したということで、2013年3月8日に米科学誌セル・ステムセル電子版に発表されました。

将来は優良な家畜や絶滅危惧種のクローン作製に応用できることが期待されています。

今までは、クローンを繰り返す「連続核移植」は、続けるうちに異常が積もるため、世代が進むごとに出産率が低下してマウスで6世代、ウシやネコは2世代が限界とされていました。

ところが、同センターの若山照彦チームリーダーらは2005年、トリコスタチンA(TSA)という薬剤を使うと異常の確率が低下して、マウスの出産率が上がることを発見したのです。

1匹の雌のマウスをもとに、約7年かけてクローンを繰り返したのが今回の結果です。 
TSAを使わない場合1%程度だった出産率は、最高で約15%になったとのこと。

世代を経てもクローンマウスの寿命や繁殖能力などは自然のマウスと同程度で、TSAの副作用もないそうです。

☆トリコスタチンA(TSA)という薬剤の効果はすごいですね。どうやって発見したのでしょう。
優良な家畜や絶滅危惧種のクローン作製は喜ばしいことですが、やがてクローン人間もできるのではないかと思うと気持ちが悪いです。SFの世界に踏み込んだような気分です。

出典:Yahooニュース マウスクローン、26世代成功=1匹から598匹に―理研
時事通信 3月8日(金)2時6分配信

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iPS細胞 世界初の臨床研究申請 [移植 再生 IPS細胞]

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ノーベル賞を受賞した山中教授らの研究によるiPS細胞(体のあらゆる細胞になる力を持つ人工多能性幹細胞)を使った目の治療、視力が低下する難病「加齢黄斑変性」の臨床研究を行う計画が厚生労働省に申請されました(2013年2月28日)。

実施するのは理化学研究所(野依良治理事長)で、厚生省が計画を認めれば、2013年度中にも研究が始まるとのこと。

臨床研究グループ
理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーと、先端医療センター病院(同)の
栗本康夫眼科統括部長らが共同で実施する。

研究目的
・安全性の確認
・大きな治療効果は見込めない
・少し明るく見える、視界のゆがみが軽減されるという効果を期待

加齢黄斑変性とは(コトバンクより)
加齢に伴って、網膜の中心部にある黄斑(おうはん)部に病変を起こす病気。
視野の中心部が侵されるので、視野の真ん中が最も見えにくくなり、ものがゆがんで見えたりする

萎縮型と浸出型とがあり、
萎縮型は組織が徐々に変性していき、長期間にわたって視力が低下するのが特徴。
浸出型は組織液が浸出し、場合によっては出血を伴い、血管の新生が起こる。

治療としては
萎縮型に対しては有効なものがないとされている。
浸出型では出血を予防するために止血剤を用いたり、レーザー光凝固を行ったりする。

最近は、光線力学療法(薬物の化学変化によって血管を閉塞させる)がよく行われている。

★この研究は、iPS細胞を使った世界初の臨床研究となる見通しとのことで、iPS細胞をはじめに作った日本が世界初になって本当に良かったです。

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再生医療で特別承認制度導入 [移植 再生 IPS細胞]

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厚生労働省は、iPS細胞を使用して再生医療で作られた人工の臓器などを患者が早く利用できるよう、安全性が確認できれば、少ない症例でも特別に承認する新たな制度を導入することになりました。

新たな制度では、少ない症例でも安全性が確認できれば特別に承認を行い、その後、治療データを集めて有効性と安全性について詳しい調査を行って、正式に承認するかどうか決めるということです。


iPS細胞による再生で作られた人工の臓器などは、質にばらつきがあり、有効性や安全性を確認するための症例も少ないため、薬事法に基づく承認が、医薬品より時間がかかることが心配されています。

そのため、厚生労働省は再生医療による臓器などについては、早期に特別の承認をする制度を新たに導入することを決めたのです。

★安全であればできるだけ早く承認されるのは良いですね。日本はとにかく遅いので、他の国に先を越されるのではないかと心配でした。良かったです。


このほか、歯科のインプラントやコンタクトレンズなどの医療機器のうち、同じ種類の製品が既に承認されているものについては、いままでよりも迅速に承認を行う仕組みを作ることになりました。

★それは当然でしょう。今国会で早く可決されるといいですね。

iPS細胞に関する書籍群はこちら>>楽天サイトへ 

出典:NHK NEWSWEB 再生医療で特別承認制度導入へ 厚労省
2月11日 7時37分

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