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脂肪幹細胞で精子活性化 特許出願 [移植 再生 IPS細胞]

脂肪に分化する前の幹細胞(脂肪幹細胞)が精子の運動性を向上させ、受精率を高めることが分かったそうです。
研究者
岐阜大応用生物科学部の村瀬哲磨教授(獣医臨床繁殖学)、名大医学系研究科の山本徳則准教授(泌尿器科臨床再生学)らで構成。

特許出願
2013年10月末、脂肪幹細胞を用いて精子を活性化する技術の特許を両大学共同で出願した。

実験
ブタの脂肪幹細胞や精子を使った実験で突き止めた。

今後の見通し

この技術はブタが夏季に暑さのため不妊症になりやすいことの対策に有効であるほか、広く応用ができると見込んでおり、
希少種の保護や人の男性不妊症治療にも役立てることを目指している。

◆【脂肪幹細胞】とは 自己複製可能で筋肉や血管、神経、骨など多くの組織に分化し得る細胞。2001年に発見された。
脂肪組織の間から採取する。人の場合、移植に用いられる骨髄幹細胞と比べると同じ質量当たり200倍が存在、
高齢者にも応用が可能。

採取が容易で数も多いため、再生医療での活用が注目されている。尿失禁治療のほか脂肪への分化を利用した乳房形成などで
臨床研究が行われている。今のところ動物、人を問わず生殖医療への応用例はない。

☆男性の不妊治療に役立つ可能性があるのは朗報ですね。

(ソース:脂肪幹細胞で精子活性化 岐阜大と名大、特許出願 2013/11/23 岐阜新聞)

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