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全国初 iPSに活用へ 兵庫のバンク 臍帯血を提供、  [移植 再生 IPS細胞]

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再生医療に役立てるため、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を備蓄する京都大iPS細胞研究所の「iPS細胞ストック」事業に対し、兵庫県のNPO法人「兵庫さい帯血バンク」(西宮市)が、臍帯血の提供を決めたそうです。

 出産時に採取される臍帯血は、血液の成分をつくる「造血幹細胞」を含み、白血病の移植治療などに用いられている。
iPS細胞をつくるのに適しており、提供は全国8カ所の臍帯血バンクで初とのこと。

兵庫さい帯血バンクによると、現在、約3400人分を保管。
採取してから10年以上経過したものを対象に、母親と子どもの同意を得た上で同研究所に提供する方針。

 
 
 


京都大iPS細胞研究所の「iPS細胞ストック」事業とは
再生医療で移植を受ける患者自身の細胞からiPS細胞を作ると時間や費用がかかるため、事前に他人の細胞からiPS細胞を作製して備蓄し、治療に役立てるのがiPS細胞ストック事業。

他人から作るため、移植される患者が拒絶反応を起こす恐れがある。
このため、拒絶反応を起こしにくい白血球の型の人のiPS細胞を集めることが課題。

同研究所によると、特定の75種類の細胞を集めれば、日本人の約8割をカバーできるため、全国の臍帯血バンクに協力を求めていた。

兵庫さい帯血バンクは、採取後10年経過しても使われなかった臍帯血を対象に、母親と子どもの同意を得て提供する方針。
10年経過後の臍帯血の中に、拒絶反応が起きにくい白血球の型を複数確認しているという。

臍帯(さいたい)血バンク
胎盤やへその緒の血液から血液細胞のもとになる「造血幹細胞」を取り出し、白血病など血液疾患の患者に移植するために使う臍帯血を保存する機関。

日本さい帯血バンクネットワークによると、全国8カ所の公的バンクには2013年8月3日現在、2万3746人分が保存されている。

☆全国8カ所の臍帯血バンクが全部協力してくれれば、拒絶反応を起こしにくい白血球の型75種類が比較的容易に集められるのではないでしょうか。
それにしても、採取後10年経過しても保存できるという技術にびっくりです。
(ソース:神戸新聞 2013年8月4、5日)
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