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骨細胞が造血幹細胞の動きを制御 白血病治療に有用 [移植 再生 IPS細胞]

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骨を形作る骨細胞が、血液のもととなる造血幹細胞の動きを制御していることが発見されました。

発見者

岡山大と神戸大の研究チームがマウスを使った実験で突き止め、2013年6月6日付の米科学誌セル・ステム・セルに発表した。

発見に至った経緯

白血病などの血液疾患では、健康な人にG―CSFという薬剤を投与し、骨の中心部にある骨髄に含まれる造血幹細胞を血液中に流出させ、これを採取して患者に移植する治療がある。

チームは、マウスの骨細胞を減少させると、G―CSFを投与しても、血液中に造血幹細胞がほとんど流出しないことから、骨細胞が造血幹細胞の動きを制御していることを発見した。

(ソース:骨細胞が血液のもと制御 白血病治療に有用、岡山大ら発表2013/06/07 01:00【共同通信】)

☆骨細胞をふやせば造血幹細胞も増え、白血病の治療に役立つということですね。

【もっと知りたい ニュースの「言葉」】

造血幹細胞(2005年10月8日)Kyodo Zoomより
血液のもとになる細胞。赤血球や白血球、血小板などの血液細胞は造血幹細胞から増殖・分化してできる。
臍帯血(さいたいけつ)や骨髄に多く含まれ、白血球の型の合う造血幹細胞を白血病の患者に移植する治療が広く行われている。
また、造血幹細胞を多く含む骨髄細胞を、心筋梗塞(こうそく)を起こした領域に移植すると、血管内皮や心筋細胞に分化し症状を改善できるとされる。
肝臓の細胞に分化するとの報告もあり、再生医療への応用も期待されている。

関連記事>>骨細胞が 免疫強め全身の健康守る マウスで解明

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