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糖尿病で がん発症リスク高まる  [がん腫瘍関連]

[医療ニュース] ブログ村キーワード

日本糖尿病学会と日本癌(がん)学会は2013年5月14日、糖尿病が、がんの発症リスクを高める要因になると発表しました。

糖尿病でなり易いがん

両学会の専門家でつくる合同委員会が2011年から、日本人約33万6000人のデータ分析に着手した結果

2型糖尿病の人はそうでない人と比べて、

肝臓がん の発症リスクが約2倍
膵臓がん では約1.9倍
大腸がん では約1.4倍
子宮がんや膀胱(ぼうこう)がんも

糖尿病になるとがんのリスクが高まる傾向がみられたそうです。

◆糖尿病との関連がないがん

乳がん、前立腺がんは糖尿病との関連はみられなかったとのこと。

食事療法と運動療法
「食事療法と運動療法が、糖尿病とがんの両方の予防に有用である可能性が高い」と合同委員会の春日委員長は説明して、
バランスの良い適量の食事や運動、禁煙、節酒など生活改善のほか、糖尿病の人はがん検診を受診するよう推奨しておられます。

☆糖尿病はずいぶん色々なリスクがあるのですね。
血管をボロボロにするので、脳血管障害(脳卒中)や心筋梗塞になり易いですし、がんにもなり易いとは、驚き。まずは、糖尿病を予防することが大事です。

(ソース:毎日新聞2013年 5月14日(火)19時28分配信)
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アンジェリーナ・ジョリーが選択した「乳腺切除」  [がん腫瘍関連]

[医療ニュース] ブログ村キーワード

アンジェリーナ・ジョリーさん(ハリウッド女優 37歳)が乳がん予防のために、両胸の乳腺切除の手術をおこなったと告白して、世界中の関心を集めています。

乳腺を切除すると、乳房の大半を失うことになります。現在は再建手術により、「美しく」戻ったそうです。
日本のネットでは「がんにかかったわけではないのに、本当にそこまで必要だったのか」と疑問の声も上がっているとのこと。

☆ほとんど確実に乳がんになる可能性があるのなら、びくびくしているより、切除した方が良いという考えも分かるような気もします。
でも、日本では、予防のための手術に保険はききませんから、金持ちしか実行できないようですが。

乳腺切除に踏み切った理由

アンジェリーナさんは2013年5月14日付けのニューヨークタイムズ(電子版)に「私の医学的選択」というタイトルで寄稿して、
遺伝子検査の結果、BRCA1と呼ばれる遺伝子に変異があり、乳がん・卵巣がんになる確率がそれぞれ87%と50%で、一般の人(5~6%)よりも非常に高いことが分かったため、がんのできる乳腺を切除する手術に踏み切ったと告白。

アンジェリーナさんは、母親をがんで56歳に亡くしているので、子どもに同じ思いをさせたくなかったと検査した理由を説明。

処置の過程
まず乳首を温存するため、乳管とその周りの血管を除去する処置をした上で、2週間後に手術で乳房組織を除去。
9週間後、乳房のかたちを再建するため、インプラントを埋めこむ手術を受けた。

一般に、乳がんでの乳房切除後の乳房再建術では、インプラントには、シリコンまたは自分の組織が用いられる。
ここ数年で再建の技術は格段に進歩しており、アンジェリーナ・ジョリーさんの胸は「美しい」結果になったようだ。

発がんリスク、87%から5%以下に
これらの措置により、アンジェリーナさんは発がんリスクを5%以下に減らしたそうです。

☆アンジェリーナさんは有名人なので、話題になりましたが、遺伝子検査がさかんな米国では、こういうことは数年前から行われていました。それほど珍しいケースではないと思われます。

(ソース:J-CASTニュース2013年 5月15日(水)18時15分配信 )

肥満の遺伝子検査です⇓⇓


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膵臓がんの有力抗がん剤候補発見 [がん腫瘍関連]

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多くのがんの原因になるたんぱく質「Ras」の働きを 抑える可能性がある物質が突き止められたそうです。

この発見をしたのは、神戸大大学院の片岡徹教授らの研究グループで、2013年4月29日発表。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載されます。

がんの原因になるタンパク質

研究グループによると、「Ras」と呼ばれるたんぱく質は、大腸がん患者で40~50%、
膵臓がん患者で60~90%、全がん患者では約2割で活性化し、重要ながんの原因物質の一つとされるとのこと。

☆主に膵臓がんと大腸がんに効き目が期待されるということですね。

抗がん剤が効くメカニズム

抗がん剤は、がんを起こすたんぱく質表面の「ポケット」と呼ばれる構造と結合して、がん細胞の増殖を抑える作用があるのです。

グループは2005年にRasのポケットを発見しており、今回、約4万種類の化合物を解析したところ、三つの物質がそれぞれRasのポケットに結合することを発見し、「Kobe(神戸)ファミリー化合物」と命名しました。

実験と結果

マウスにヒトの大腸がん細胞を移植し、Kobeファミリーを投与したところ、がん細胞は投与しなかったマウスの約半分に縮小したそうです。

☆実験は3つの物質全部を一度に投与したのでしょうか。詳しいことはわかりません。

今後の見通し

「Kobeファミリーはいずれも有機化合物で生産も難しくなく、薬剤に応用しやすいので
研究が進めば、全てのがん患者の2割に有効な抗がん剤の開発につながる可能性がある」と片岡教授は話しているそうです。

☆すべてのがんでは、全体の2割にしか効果がないですが、膵臓がん患者で60~90%、大腸がん患者で40~50%、というのは素晴らしいです。特に膵臓がんは難しいようですから、早い開発が望まれます。

(出典:Yahooニュース 抗がん剤の有力候補発見=「全患者の2割に効果も」―神戸大時事通信 4月30日(火)4時14分配信 )

 
 
 

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子宮けいがん 検診を呼びかけ [がん腫瘍関連]

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4月9日の「子宮の日」に合わせて、若い女性の間で増加している子宮けいがんの早期発見と予防につなげようと、東京のNPO法人が定期検診を受けるよう呼びかける取り組みが毎年この時期に、全国各地で行われているそうです。

4月9日が子宮の日とは語呂合わせが良くて名案ですね。でも知りませんでした。カレンダーに記載されていませんし。

このうち神奈川県内では、7日(2013年4月)午後、横浜市西区のJR横浜駅の前で、医療関係者20人余りがチラシなどを配りました。

国の調査では、子宮けいがんは国内では特に20代から30代の間で増えていて、年間およそ2500人が子宮けいがんで死亡しているということです。

早期に発見されれば、多くの場合、治療可能ですが、20歳以上の女性のうち、定期検診の受診率はおよそ20%にとどまっているため、国や自治体も20歳から40歳までの女性に5歳ごとに無料のクーポンを支給して受診を呼びかけています。

「最近はワクチンも開発されていますが、100%予防できるわけではないので、若いうちから定期的に検査を受けるよう心がけてほしい」と呼びかけに参加した東海大学医学部付属病院の伊藤仁さんは話していましたとのこと。

(出典:NHK NEWS 子宮けいがん 検診を呼びかけ 4月7日 16時48分)

子宮けいがんについて(ウィキペディアより抜粋)

子宮頸がんの原因は、ほぼヒトパピローマウィルス(HPV)の長期感染が原因。
ヒトパピローマウィルス(HPV)は、性交渉により感染するウイルスであり、性交経験のある女性は皆、感染の可能性がある。

HPVに感染しても多くの場合は、免疫力によってHPVが体内から排除されるが、HPVが持続感染化するとそのごく一部が子宮頸がんに進行する。

HPVは性交経験のある女性の全てに感染の可能性があるが、妊娠回数や出産回数が多い女性、不特定多数の性行為などは、子宮頸癌のリスクを上げる危険性があり、注意が必要。

それでも、一度しか性行為の経験が無い女性や、出産、妊娠経験が無い女性にも子宮頸癌のリスクは充分ある為、性交経験のある女性全てに注意が必要。

とのこと。

☆また自覚症状はほとんどないそうですから、検診を受けることが大切なのです。
子宮けいがんの最大の特徴は、原因がはっきりしている為、予防可能ながんなのですですから、性交経験のある女性は皆検診を受けて自分の命を守りましょう。

自宅でチェックすることもできます⇓⇓


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胆管がん問題 大阪の印刷会社を捜索 [がん腫瘍関連]

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厚生労働省は労災を防ぐための管理者を配置しないなど従業員の安全確保を怠っていた疑いが強まったとして、従業員らが相次いで胆管がんを発症した大阪市の印刷会社「SANYOーCYP」について、労働安全衛生法違反の疑いで捜索しているとのこと。

厚生労働省は、換気が不十分な作業場で、洗浄剤として使っていた「1,2ージクロロプロパン」という化学物質に高い濃度でさらされたことが胆管がん発症の原因の可能性が極めて高いとしています。 

☆この会社の社長は先日(2013年3月28日)、問題が明らかになって以降、初めて会見し「多くの胆管がんの患者が出て申し訳なく思っている。労災とは別に補償をしたい」と述べましたが、ちょっと遅いですよね。

平成16年には、従業員の中から2人目の胆管がんの患者が出て、異常を知らせる事態となっていたのに、
その後も「1.2ージクロロプロパン」を使い続け、胆管がんの原因が何かは、まったく分からなかったと説明し「作業環境が危険な場所であるという認識はなかった」と述べたそうです。

この会社では、これまでに17人が胆管がんを発症し、うち8人が死亡していて、大阪労働局が2013年3月27日にそのうちの16人に労災を認めるまで、認識しないなんて、なんということでしょう。

他の会社は大丈夫なのかとても心配です。
この事件によって、他の会社も気づいて下さることをお祈りします。

★労働安全衛生法についてもっと見る>>楽天サイト★ 
(出典:NHK WEBNEWS 胆管がん問題 大阪の印刷会社を捜索4月2日 9時58分)
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乳がん患者に乳房再生医療 幹細胞移植でほぼ元通り [がん腫瘍関連]

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乳がんの手術で、乳房の一部を摘出して、胸に大きなへこみができた患者に、自分自身の幹細胞を移植する再生医療により、ほぼ元通りの状態にする臨床研究が成功しました。

☆最近日本の女性に増えている乳がんですので、多くの女性たちに朗報です。

今までは、乳がんと周辺組織だけを切除して乳房の大半を残す温存手術でも、切除した部分に大きなへこみが残ったり、放射線治療の影響で全体が萎縮したりすることがありました。

そのうえ、外観をとり戻すには背中から筋肉と皮膚を取って移植するという負担が大きい手術しかないので、あまり行われていないという現状でした。

「今回の方式は負担が小さいので、将来広く普及してほしい」と鳥取大研究チームの中山敏准教授は話しているそうです。

この研究成果は、2013年3月21日から横浜市で開かれる日本再生医療学会で発表されるとのこと。 

(出典:ヤフーニュース 乳がん患者に再生医療=部分切除跡に幹細胞移植―外観ほぼ元通りに・鳥取大 
時事通信 3月21日(木)2時31分配信)

★日本再生医療学会のその他の書籍をもっと見る>>楽天サイト

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がんのもと根絶に成功 [がん腫瘍関連]

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がん細胞を生み出すもとになる「がん幹細胞」は抗がん剤が効きにくいのですが、薬が効くように変化させ死滅させることにマウスで成功したそうです。

この研究に成功したのは、九州大の中山敬一主幹教授(分子生物学)らのチームで、2013年3月18日、米医学誌電子版に発表されました。

がんの再発を防ぐ、根本的な治療法開発につながる可能性があると期待されています。


がん幹細胞は、普通体内ではほとんど増殖せ休眠状態です。
一方抗がん剤は、細胞が増殖するのを抑える働きはあるのですが、増殖しないがん幹細胞には効きにくかったのです。


そのため、治療でがんが消えたように見えても、わずかながん幹細胞が残り、再発や転移につながるのが問題でした。

☆そうだったのかですか。あまりがん幹細胞のことは聞かないように思いますが、これが再発の元凶だったのですね。
これを根絶させれば、ほとんどのがんの再発を防げるのでしょうから、がんで亡くなる人はずっと少なくなるでしょう。
人間に応用されるのは5年後の見通しとのことです。もっと早まって欲しいですね。

がん幹細胞についてもっと見る>>楽天サイト★ 

(出典:47NEWS がんのもと、退治に成功 九州大、再発防ぐ可能性  2013/03/19 01:00 【共同通信】)

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子宮頸がんワクチンで重い副作用 ワクチンは必要か [がん腫瘍関連]

東京都杉並区の女子中学生(14)が、子宮頸(けい)がんワクチン「サーバリックス」を接種した後、歩行障害などの重い症状が出て、1年3カ月にわたり通学できなかったことが、7日(2013年3月)の区議会で明らかになりました。

無料接種を行った区は「接種の副反応」を認め、補償する方針だとのこと。補償額は未定です。

昨年8月末の時点で、全国で接種した延べ663万5千人のうち956人に副反応が起きていて、副反応の発生率はインフルエンザワクチンの10倍程度ということです(厚生労働省による)。

サーバリックスの副作用は失神が多いが「四肢の運動能力低下」「歩行不能」などで未回復の例もあり、
今回の女子中学生は、12歳だった2011年10月に区内の医療機関で、2回目の接種(サーバリックスは3回の接種が必要)をした直後、接種した左腕がしびれ、腫れて痛む症状が出現し、その症状が脚や背中にも広がり入院。

今年1月には通学できる状態に回復したのですが、割り算ができないなどの後遺症が残っているとのこと。
接種した区内の医療機関は「サーバリックスの副反応」と診断し保健所に報告したのです。

出典:Yahooニュース 子宮頸がんワクチン重い副反応 中学生、長期通学不能に
朝日新聞デジタル 3月8日(金)9時28分配信

☆最近子宮頸がんワクチンは本当に必要なのかどうかという議論が起こっています。
その理由を引用しておきます。

①子宮頸がんの原因とされる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は、ごくありふれたウイルスである。
②ワクチンは、すべてのHPV感染を予防するものではない。効果は限定的である。
③HPVに既に感染していたら、ワクチン接種は、がん発症の危険性を増す可能性がある。
④発がん性のHPVに感染しても90%は、自然に消えてしまう。
⑤子宮頸がんの原因が、HPVでない可能性もある。-2003年のFDAの書類より
⑥子宮頸がんキャンペーン自体が、世界的な「医療詐欺」である可能性がある。
⑦ワクチン中の成分「アジュバンド」が、人体に与える長期的な影響は不明である。

(子宮頸がんワクチンの危険性 THINKERより)

☆安易に受けてはいけないワクチンだと思われます。終戦直後の予防ワクチンで、弟を失っている私は
無用なワクチンは打たないことにしています。

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ユーイング肉腫と戦いながら 最期まで 難病患者を救う 夢追い続けた高校生 [がん腫瘍関連]

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小児がんの一種であるユーイング肉腫と戦いながら、闘病生活を送る高校生が病院でも授業が受けられる「院内高校」制度創設のきっかけをつくり 最期まで「難病患者を救う」夢をあきらめなかった大阪の高3・久保田鈴之介さん(18歳)が、亡くなってしまいました。

ユーイング肉腫は、年間100万人に4人程がかかるという原発性悪性骨腫瘍の一つで、久保田さんは中学2年生で発病。
骨の切除など強い痛みを伴う治療を繰り返し、2度の再発にも耐えていたのです。

中学生のとき病院の院内学級で受けた理科の実験が「一生の思い出」になったのですが、高校生には院内学級がありませんでした。
そこで、彼は2012年1月、支援制度を大阪市に要望しました。

すると橋下徹市長が「久保田君一人を救えないなら政治なんか要りません」と快く応じ、大阪府が入院中の高校生に非常勤講師を派遣する事業を創設することになったのです。

★さすが橋下徹市長、子供達のことになるとやることが早いですね。桜宮高校の件も、やり過ぎではないかと思うほどですし。

久保田さんは昨年1月、病気をいったん克服して退院し、その後は、週1回の通院を続けながら勉学に励み、できるだけ授業に穴をあけないよう、昼休みと放課後を使って通院。

剣道部では主将も務め体の痛みと闘いながら剣道の試合にも出て頑張っていたそうです。

しかし、昨年5月20日、胸に痛みを感じ再発が判明。余命は3カ月から半年と宣告されましたが、将来の希望を捨てず「自分よりつらい思いをしている人のために役立ちたい」と、難病の子供を支援する制度改善を求め、国に要望していました。

進学を強く願い先月19、20日のセンター試験も車いすで向かい特別室で受験しましたが、その後容体が急変したのでした。

亡くなった久保田鈴之介さんは、難病患者の支援に取り組む理由を「思っていても、行動に移さないと何も変わらない」と語っていたそうです。

★本当にそうですね。久保田さんが行動に移したから高校生の院内学級が実現したのですから。

お通夜には千人以上が参列し、橋下徹市長は葬儀で「院内高校は制度化され、入院する高校生の希望の光になった。鈴之介君の頑張りを思い出すたび、エネルギーをもらった」とメッセージを寄せたそうです。

★橋下徹市長は多忙の中、久保田さんのこと忘れなかったのですね

剣道部の仲間たちも「闘病中でも最後まで試合に出続けた姿はみんなの心に残り続ける」と遺影に語りかけました。

父親の一男さん(51)は「息子が成人になって酒を酌み交わすことを楽しみにしていた。
自分に与えられた使命はどんな状況でもやり尽くす気持ちがあったと思う。何に対しても逃げないという正々堂々とした生き方を貫いていた」と静かに語られたとのこと。

彼の死は早すぎたけれど、難病患者を救う「夢」や「志」は多くの人に受け継がれたことでしょう。

出典:Yahooニュース 痛む体で試験も剣道も…最期まで「難病患者救う」夢追った18歳
産経新聞 2月18日(月)7時55分配信

★ここで私は涙が止まらなくなりました。残念で残念でたまりません。なんとか彼を救う道はなかったのでしょうか。彼の命をうばったユーイング肉腫とはどんな病気なのでしょう。

調べてみました。

【ユーイング肉腫 Ewing Sarcoma】(出典:コトバンク)

[どんな病気か]
きわめて進行が早く、悪性度の高い骨の悪性腫瘍(がん)。
大部分が子供に起こり、発生数の最多年齢は10歳代で、次は10歳未満。

この腫瘍は、腫瘍が骨を形成するのではなく、骨を破壊しながら増殖するもの。
この病気が発生しやすい部位は、骨盤、肩甲骨などの扁平骨と、大腿骨(だいたいこつ)(ももの太い骨)、
上腕骨(じょうわんこつ)、脛骨(けいこつ)(すねの太い骨)など、大きくて長い筒状の骨(長管骨)。

[症状]
初期の症状は、ほとんどが痛み。悪性腫瘍に共通する症状は、痛みがしだいに強まることで、ユーイング肉腫の場合も同じ経過をたどる。
さらに、肉腫のか所が熱い感じがし、発熱、白血球の増加など、炎症のような症状がみられることもある。

[検査と診断]
診断は、単純X線像のほかに、CT、MRI、骨シンチグラフィー(アイソトープによる画像で腫瘍を見つける検査)などの画像検査、悪性骨腫瘍に対する一連の検査を行なう。

骨肉腫(こつにくしゅ)との見分けがつきにくい場合もあり、最終的には、腫瘍の一部をとって顕微鏡で調べる生検(せいけん)が必要となる。

[治療]
まず、抗がん剤などによる化学療法開始。
この腫瘍は、きわめて悪性の程度が高く、非常に早い時期に、他の骨や肺などの遠いところへの転移(遠隔転移)しやすいので、全身を相手にしなければならないから。

まず、強力な化学療法を行なって、遠隔転移を防ぐようにした後に、腫瘍を切除する。
腫瘍の切除が不可能な場合には、放射線照射で、腫瘍を殺す治療が行なわれる。
手術療法の後も、転移を防ぐため、化学療法が続けられる。

治療成績は、しだいによくなっているが、まだ十分ではない。
腕や脚(あし)にユーイング肉腫が発生した場合、手術後の5年生存率(5年たった時点での生存率)は60%だが、10年後の生存率は、36%にすぎない。

★相当に辛い治療だったと思われますのに、亡くなる前日も、親指をあげて「頑張る」という意志を伝えていたといいます。 また涙です。 ご冥福をお祈りします。

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がんの新免疫療法を開発 自然免疫と獲得免疫 [がん腫瘍関連]

特定のがんを抑制する新しい免疫療法が開発されました。

がんを抑制する役割をする自然免疫と、獲得免疫との両方を活性化させるものです

免疫反応を引き起こす「抗原」を入れ替えることにより、多種のがんに適用できるため、医薬品の製剤化が
期待されています。

この開発をしたのは理化学研究所や東大などの研究グループです。

出典:がんの新しい免疫療法を開発--理研など、製剤化に可能性-医療介護ニュース 2012年12月28日


★ここで出てきた自然免疫と獲得免疫について調べてみました。

免疫は大きく分けると 自然免疫と獲得免疫との2つに分けられるといいます。
自然免疫はヒトが生来持っている免疫で、獲得免疫とは生後、感染などによって獲得した免疫です。

免疫を担当するのはほとんどが白血球の仲間です。

自然免疫の役割
体を守るための最前線で戦う免疫で、病原体を食べてやっつけます。
マクロファージ、好中球、樹状細胞などの食細胞です。

食細胞は病原体などに共通した情報を認識する分子を細胞の表面に出して、標的を見定めます。
ひとつの分子で多種類の細菌をみることができます。

獲得免疫の役割
細胞内に入り込んだ病原体など、自然免疫が取り逃がした病原体の情報を樹状細胞が、ヘルパーT細胞とキラーT細胞に伝えます。

ヘルパーT細胞はB細胞に抗体をつくるように指令を出します。抗体は溶けて流れている異物分子でも攻撃できます。

キラーT細胞は、感染した細胞を見つけ出して殺します。

このふたつが、獲得免疫系の主な働きです。

★免疫と言えば、獲得した免疫だと思っていましたが、それは昔のことで、今は、広い意味で、生態防御のしくみを全てひっくるめて免疫と言うそうです。

出典:独立行政法人 理化学研究所 横浜研究所  免疫・アレルギー科学総合研究センター ホームページ

☆看護学校時代によく分からなかった免疫のしくみが少しわかったような気がします(恥ずかし)。

  
 
 


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糖尿病薬が 悪性脳腫瘍の再発を抑制する [がん腫瘍関連]

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糖尿病薬、がん再発を抑制=悪性脳腫瘍に効果―山形大など
Yahooニュース 時事通信 2012年 11月15日(木)23時10分配信 を読んで

ある病気の薬が、全然違う他の病気にも効果があることがわかるということはよくあることですが、

今回は、糖尿病治療薬として広く使われている、承認薬のメトホルミンが、悪性脳腫瘍の再発要因とされる「がん幹細胞」を、再発できない細胞に変える働きを持つことがマウスの実験で分かったのだそうです。

他のがん治療に応用できる可能性もあり、もう人体に使われているので、実用化までの時間が短くてすむの利点とのこと。

山形大と国立がん研究センターのチームが発表し、論文は2012年11月15日付の米医学誌電子版に掲載されました。

★これははやく実用化されそうで期待できますね。
たまたま糖尿病の人が悪性脳腫瘍になったら、メトホルミンを処方してもらえば良いと思われます。

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悪性リンパ腫を 発症するタンパク質を特定 [がん腫瘍関連]

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京大、発がんタンパク質特定 予防や治療に期待
47ニュース 2012年11月13日 共同通信 を読んで

京都大大学院の高折晃史教授のチームが、血液のがんの一種である「悪性リンパ腫」の発症を速めるタンパク質を、突き止めたことを、13日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表したそうです。


タンパク質はヒトの体の細胞内にある「APOBEC3」という酵素とのことです。

がん遺伝子はがんを起きやすくするのですが、このタンパク質はわざわざがん遺伝子を変異させて、さらにがんを起きやすくするのだといいます。
☆なんとたちの悪いタンパク質なんでしょうね。

チームは乳がんなど他のがんの発症にも関与しているとみており「このタンパク質の働きを抑えれば、がんの予防や、進行を阻止する方法の開発に役立つ」と期待しているそうです。

★APOBEC3を調べると、 ヒトの体のリンパ球内にある、ウイルスに対する防御タンパク質とあります。重要な役割をになっているタンパク質のようですが、それがどうしてがんを起きやすくするのでしょう。わかりません。
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