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がんの新免疫療法を開発 自然免疫と獲得免疫 [がん腫瘍関連]

特定のがんを抑制する新しい免疫療法が開発されました。

がんを抑制する役割をする自然免疫と、獲得免疫との両方を活性化させるものです

免疫反応を引き起こす「抗原」を入れ替えることにより、多種のがんに適用できるため、医薬品の製剤化が
期待されています。

この開発をしたのは理化学研究所や東大などの研究グループです。

出典:がんの新しい免疫療法を開発--理研など、製剤化に可能性-医療介護ニュース 2012年12月28日


★ここで出てきた自然免疫と獲得免疫について調べてみました。

免疫は大きく分けると 自然免疫と獲得免疫との2つに分けられるといいます。
自然免疫はヒトが生来持っている免疫で、獲得免疫とは生後、感染などによって獲得した免疫です。

免疫を担当するのはほとんどが白血球の仲間です。

自然免疫の役割
体を守るための最前線で戦う免疫で、病原体を食べてやっつけます。
マクロファージ、好中球、樹状細胞などの食細胞です。

食細胞は病原体などに共通した情報を認識する分子を細胞の表面に出して、標的を見定めます。
ひとつの分子で多種類の細菌をみることができます。

獲得免疫の役割
細胞内に入り込んだ病原体など、自然免疫が取り逃がした病原体の情報を樹状細胞が、ヘルパーT細胞とキラーT細胞に伝えます。

ヘルパーT細胞はB細胞に抗体をつくるように指令を出します。抗体は溶けて流れている異物分子でも攻撃できます。

キラーT細胞は、感染した細胞を見つけ出して殺します。

このふたつが、獲得免疫系の主な働きです。

★免疫と言えば、獲得した免疫だと思っていましたが、それは昔のことで、今は、広い意味で、生態防御のしくみを全てひっくるめて免疫と言うそうです。

出典:独立行政法人 理化学研究所 横浜研究所  免疫・アレルギー科学総合研究センター ホームページ

☆看護学校時代によく分からなかった免疫のしくみが少しわかったような気がします(恥ずかし)。

  
 
 


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