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デング熱 日本で感染の疑い ドイツ女性発症の不思議 [感染症]

日本を旅行しドイツへ帰国したドイツ人女性(51)が、デング熱に感染していたと厚生労働省が2014年1月10日発表しました。日本国内で感染した疑いがあるとのこと。

海外で感染し帰国した日本人から蚊を媒介して感染した可能性が否定できないとしているのですが、日本では蚊は越冬せずウイルスが定着しないそうです。

厚労省は流行地域への渡航者に蚊に注意するよう呼び掛けているというのですが。

★冬の日本では蚊はいないのに感染のしようがないでしょうと不思議に思って、調べてみたところ、わかりました。

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NHK NEWSWEB で、そのドイツ女性は去年(2013年)8月、長野県や山梨県など日本各地を2週間ほど旅行してドイツに帰国したところ、高熱を出して入院し、
デング熱と診断されたというのです。

なんだ8月なら蚊がたくさんいますよね。最初のニュースの情報が足りなかったし、日本では蚊は越冬しないなんて書いてあったから、ドイツ女性は冬に日本に来たのだと思ってしまいました。

でも、どうして今ごろ発表したのでしょう。それはわかりませんでした。

60年以上ぶりの感染?

海外から日本帰国後にデング熱を発症する患者は年間250人程度いますが、日本国内での感染は過去60年以上、ないそうです。

国立感染症研究所の高崎智彦室長は、「今回のドイツ人女性は、成田空港やドイツの空港で感染した可能性もあるが、日本国内での感染も否定できない。
今後、蚊が発生する季節は渡航歴だけで海外でデング熱に感染したと判断するのは避けた方が良いと思う」と話しています。


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デング熱とは

蚊の一種ヒトスジシマカによって媒介されるウイルス性の感染症で、熱帯地域で多くみられる。

感染の3~7日後に突然発熱して頭痛や筋肉痛を伴い、発疹(はっしん)も出るが、大半は軽症。
まれに重いショック症状を示す。

日本でも1990年代、東南アジアなどへの海外旅行者の間で発症が増加した。
ワクチンはなく、新鮮な血しょうの投与など対症療法が中心。

「デング出血熱」というより深刻な症状になることもあります。
「デング出血熱」は鼻血や消化管などからの出血が特徴でショック症状を起こして最悪の場合、死亡します。

(ソース:デング熱国内感染の疑い ドイツ人女性が発症、厚労省発表 2014/1/10 【共同通信】&NHK デング熱 日本で感染の可能性)

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