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がん治療陽子線照射の最先端機器 なかにし礼の治療との違いは [がん腫瘍関連]

名古屋市の名古屋陽子線治療センターは、陽子線によるがん治療で、患部をピンポイントで照射できる最先端機器を国内で初めて治療に導入するそうです。

★2012年になかにし礼さんが陽子線治療で食道がんを治療したことが有名になりましたが、それから一年、何が進歩したのか気になり、調べてみました。


陽子線治療とは
陽子線治療は放射線治療の一種で、水素の原子核を加速してがん細胞に当てる。エックス線などと違い、陽子は体内である程度進むと止まるため、がん細胞を狙い撃ちしやすい。
☆これは以前と同じです。

照射方法
今回の最先端機器での照射方法は、「スポットスキャニング照射」と呼ばれ、直径5~15ミリの陽子線を患部に当て、がん細胞を死滅させる。
精密照射ができ、周辺の正常な細胞の損傷を減らすことができる。

なかにし礼さんが受けた、従来の「ブロードビーム照射」では陽子線を直径14~25センチに広げて患部に当てるため、正常組織を傷つけないよう患部の型枠を作る必要があった。

ここが進歩したのでした。なかにし礼さんの治療のためにボーラス・コリメータという患者さん専用の特殊な器具(型枠)が作製され、この過程に数日を要したそうです。今回の最先端機器は、この型枠が不要なのです。

今後の見通し
センターは来年1月から治療を始めるが、当面、この機器は前立腺がんの治療に用いる方針。
将来的に骨肉腫などにも広げ、年間800人の治療を目指す。

◆費用は

保健医療と認められておらず、先進医療として300万円近い費用になる。
☆費用はなかにし礼さんの時とだいたい同じです。

(ソース:産経ニュース 陽子線照射の最先端機器を導入 がん治療で国内初 名古屋 2013.12.25 )

関連記事1.>>なかにし礼 陽子線治療でがん克服 

関連記事2..>>なかにし礼 食道がん 治療最前線 

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