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認知症予防の運動効果1万人調査 調査方法に問題? [脳の病気]

2014年度から、認知症の予防に運動がどんな効果をもたらすかを探る大規模な1万人調査が実施されるそうです。

実施する機関
筑波大学など全国10以上の大学や自治体、医療機関などが参加する研究チーム(代表・朝田隆筑波大教授)。

調査の対象者と期間
全国の高齢者約1万人を4年間追跡し、運動の有無と認知症発症率の関係を調査。その後1年で結果をまとめる。
☆けっかがでるのは5年後ですね。

調査方法
研究チームが昨年末に厚労省に提出した中間計画によると、調査は計5年間。

健康で物忘れのない65歳以上の高齢者1万人を選び、各自治体のシニアサークルなどが主催するパソコン教室などの座学プログラムに4年間参加してもらう。
さらに、この1万人を5000人ずつ2グループに分け、一方のグループには最初の1年間、筋力トレーニングなどの運動プログラムも合わせて受講してもらう。

両グループの高齢者には歩数計などを携帯してもらい、日常の運動状況や社会活動の頻度を確認。

認知機能検査も毎年実施する。全プログラムの受講後、
運動プログラムを受講したグループと座学だけのグループで、認知機能や認知症発症率などに差があるかどうかを比較する。

☆最初の1年間だけ筋力トレーニングなどの運動プログラムを合わせて受講するというのは変ですね。4年間やらなくては効果の差がわからないでしょう?


今後
認知症予防に運動が役立つことは知られているが、これほど大規模な追跡調査で実証を試みるのは初めて。
厚生労働省は、調査で効果が実証された場合は、研究成果を同省の介護予防事業に取り入れる考えだとのこと。

3月末までに最終的な調査内容を決めるが、昨年12月の「主要国(G8)認知症サミット」を主導した英国から、共同研究の打診もあるという。

認知症患者数と割合
2012年の65歳以上の高齢者に関して(厚労省による)

・認知症有病率は15%で、患者数は約462万人と推計されている。

・認知機能は低下しているが日常生活は送れる軽度認知障害(MCI)の有病率は13%で、患者数は約400万人いるとされる。

だが、決め手となる治療薬はなく、関係者からは予防の重要性が指摘されている。

★運動が認知症予防に効果があるとは言われているが、日本では大きな調査がされたことがないので、それを実証確認できれば、大々的に運動を取り入れようということでしょうか。

でも最初の1年しか運動プログラムを入れないのではどの運動がどのような効果があるのかもわからないと思われます。どうもよくわかりません。

(ソース:毎日新聞 1月1日<認知症予防>運動効果1万人調査 高齢者4年追跡)

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