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血液1滴で膵臓がん診断に成功 [がん腫瘍関連]

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1滴の血液から膵臓(すいぞう)がんの指標となる四つの物質を発見し、それらを使った診断法の開発に成功したそうです。

開発者

神戸大大学院医学研究科(神戸市中央区)などのグループ。

研究成果

従来の方法では診断が難しかった早期の膵臓がんでも見分けられ、治療につなげられる。


実験方法

人の細胞内では物質やエネルギーを作る代謝反応が生じることから、グループは、その代謝反応でできる物質を調べる
「メタボロミクス」という手法を活用。

ガムの甘味料などに使われる糖アルコールの一種「キシリトール」など膵臓がんの指標となる4種類の物質について、
がん患者と健康な人の計85人を比べた結果、いずれも両者の間で量に大きな差があることを発見した。

さらに、別の膵臓がん患者と健康な人で検証すると、従来、がんの指標としてきたタンパク質では早期がんの4~5割程度しか
診断できなかったが、4種類の物質を使った診断法では8割近くが診断できた。

今後の見通し

グループは既に大腸がんでも早期診断法を開発。実用化に向け、島津製作所(京都市)と共同研究を開始。
今後、肺がんや胃がんなど主要ながんの指標となる物質も見つけたいという。

そして、指先の血液1滴を使い、従来の血液検査と同水準の1500円程度で、主要ながんが一気に早期発見できる検査法を
3年以内にも実用化させるのが目標とのこと。

メタボロミクス】 がんなどの病気の検査で指標となる物質は従来、体の設計図である遺伝子、遺伝子が作るタンパク質が
中心だった。

 
 
 

メタボロミクスが対象とする「代謝物」はタンパク質などが働いた後にできるもので、約4千種。
遺伝子の約2万3千種、タンパク質の約100万種に比べて少なく、指標を絞り込みやすい。

代謝物は動物の種による違いが小さいため、動物実験の結果を反映させやすいという利点もある。

☆指先の血液一滴で、主要ながんに一気に早期発見できたら、がんで命を落とす人が劇的に減少することでしょう。
それが、3年で実用化が目標と言いますから、そんなに待たなくてもいいのです。楽しみですねえ。

(ソース:2013/9/24 08:47 【神戸新聞】)

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