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川崎病 3年連続 史上最高 [その他の事柄]

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原因不明の乳幼児の病気「川崎病」の患者数および罹患率が、2010年から3年連続で毎年、史上最高を記録し続けていることがわかったそうです。

調査者
特定非営利活動法人日本川崎病研究センター(川崎富作理事長)の協力で、自治医大公衆衛生学教室(中村好一教授)が、調査した。

2013年9月27日、富山市で開かれる日本川崎病学会でくわしい報告をする。

患者総数30万人に迫る
自治医大公衆衛生学教室は1970年から2年に1度、患者の全国調査をしている。

川崎病は1982年に1万5519人、1986年に1万2847人の突出した大流行をはさんで年々増えつづける「静かな大流行」傾向にあり、1970年に調査が開始されて以来、患者総数は30万人に迫る勢いで増加している。

☆5歳児未満の出生率は低下しているのに、川崎病の患者数が増加しているということはゆゆしいことです。罹患率も増加するわけですね。

5歳児未満人口に対する罹患率
出生率が低下していることから、5歳児未満人口に対する罹患率は、2007年以降は1982年を上回っており、
2010年から3年連続で毎年、史上最高を記録し続けている。

昨年2012年は、5歳児未満人口10万人に対し264.8人とやはり、最高記録を更新、患者の数でも1万3917人と1982年に次いで、史上2番目を記録した。

場所による罹患率の違い
2009年に徳島、長野、京都、熊本などのり患率が高かったが、翌年は隣接県、翌々年はさらに回りへと広がる傾向があった。
今回のデータからも、何らかの感染症が関係している可能性が示唆された。

☆やはり川崎病は伝染病の可能性が高いですね。

川崎病による異常

川崎病は心筋梗塞が一番怖いが、
2012年には、急性期に心臓異常があった子どもは 9.3%、治療後に後遺症が残ったのは 2.8%だった。
1997年98年の20.1%、7.0%以降、年々、異常の率が下がってきている。

☆これは早期発見や治療法の進歩によるものでしょう。

今後

軽症化の一方、年々の患者数急増は放置できないとして、グループは学会で「原点に戻り、原因究明に全力を」と訴えるとのこと。

☆軽症になってきているのはうれしいことですが、患者数が急増しているのはどうしてなのでしょう。まだ原因もわかっていないようですから、もっと研究を進めていただきたいですね。

(ソース:川崎病、最高の発生率を更新中 12年は年間1万3917人、「静かな大流行」続く 
J-CASTニュース 9月14日(土)16時0分配信 )

 
 
 
  
 


川崎病とは(世界大百科事典 第2版の解説.)

【川崎病 Kawasaki disease】

1967年川崎富作によってはじめて報告された,乳幼児に好発する急性熱性発疹性疾患。
原因はいまだに不明である。

罹患した小児の5~10%に冠状動脈瘤が後遺症として残り,その一部に血栓閉塞が起こって突然死したり,
心筋梗塞(こうそく)発作を起こすことがあるので,小児科領域では重大な疾患の一つとなってきた。

とくに日本では年々増加の傾向にある。
厚生省の研究班が70年から行ってきた過去7回の全国実態調査の結果,82年6月末までに総計4万を超える症例が報告されており,
その原因解明は急務となっている。

☆厚生省の研究班も調査しているのですね。とにかく原因が解明して欲しいです。

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