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エイズ患者増加数が過去最多 無料で検査 [感染症]

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HIV感染者とエイズ患者の増加数が、過去最多になったことが分かったそうです。

HIV感染者とエイズ患者とはどう違うのでしょうか。
簡単に言うと、HIV感染者とはHIVに感染した人のことであり,エイズ患者とはHIVに感染した結果,エイズ特有の症状が現れている人のことをいいます。

もう少しくわしく言うと、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染でおこるHIV感染症の終末像がエイズ(AIDS、
後天性免疫不全症候群)です。

エイズ特有の症状とは
カンジダ症,カリニ肺炎,カポジー肉腫,生命にかかわるひよりみ(日和見)感染など。
エイズ動向委員会が23の指標となる疾患を定めていて,その1つ以上が明らかに認められる場合をエイズとしています。(ソース:保健体育教科書 大修館書店)

厚生労働省の報告
今年(2013年)4月からの3カ月間で、国内で新たに報告されたHIV感染者は294人増えて1万5226人に、
エイズ患者は146人増えて6970人となりました。

厚労省が調査を始めた1984年以降、3カ月ごとの報告数としては、エイズ患者が過去最多となったほか、
HIV感染者を合わせた数でも、2010年の第4四半期の422人を抜いて440人となり、最も多くなりました。

年齢別エイズ患者

年齢別でみると、エイズ患者は50歳以上が最も増えたということです。
厚労省は理由として、幅広い年齢層でHIVに感染する機会が増えたことなどを挙げています。

厚生労働省の呼びかけ

早期に治療を受けることでエイズへの発症を防ぐことができるため、HIV検査を受けるよう呼びかけています。.

(ソース:テレビ朝日系 ANNニュース8月31日(土)8時36分)

☆治療法が見つかったことで、HIVやエイズのことがあまり騒がれなくなったため、患者数は減少しているのだと思っていました
から、過去最多の増加数とのニュースに驚きです。

それも若い人ではなく50歳以上が最も増えたということにさらに驚きました。
若い時に感染したのが今になって発病したのでしょうか。
 
それとも、若い人達には教育が行き届いているということでしょうか。いずれにしても、若い人が増えたのではないことは
良かったです。

★検査などについて

HIVはほとんどが性行為で感染します。不特定多数の人と性行為を行うのはやめましょう。

検査は、近くの保健所や医療機関で受けられます。保健所では無料・匿名(とくめい)の検査を予約制で行なっています。
また大都市など、地域によっては、夜間や休日にも検査をしているところがありますので、気軽に検査を受けましょう。

感染が早期発見できれば、発病を遅らせるか一生発病させないこともできるそうですから。

★利用できる福祉制度
HIV感染者は、免疫障害の程度・日常生活上の障害の程度に応じて、障害認定を得るための申請ができ、
障害者手帳・障害者年金の交付が受けられます

このほかに、治療費が支給される自立支援医療の対象になりました。
このように、HIV感染者が病気と闘うのを支援するしくみができていますので、福祉係の人や病院の医療相談員に相談しましょう。

☆ずいぶん環境が良くなっているのですね。


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