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中南米の感染症シャーガス病、献血から初確認  [生命科学 医療研究]

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中南米に多く、重い心臓病につながるおそれがある「シャーガス病」感染者による献血が国内で初めて確認され、
2013年8月14日、厚生労働省の審議会で報告された。

献血した男性の血液が約10人の治療に使われた恐れがあり、厚労省と日本赤十字社は感染の有無について調査を始めた。
さらに対策が必要かどうかも検討するとのこと。

献血者は、中南米出身の40代男性。6月に献血したあとに感染が判明した。
厚労省などは2012年10月から、「中南米出身」「中南米に4週間以上滞在した」などと申告した人の献血は感染の恐れがない種類の
製剤だけに使うよう対策を強化したが、男性は強化以前にも献血歴があるとのこと。
☆それでは、その当時の献血も問題ですね。

感染の恐れがある赤血球や血漿(けっしょう)の製剤計11本が八つの医療機関に供給されたという。
☆厚生省の強化対策の指示が行きわたっていなかったのでしょうか。

シャーガス病は中南米に生息するカメムシの一種を介して広がり、10~20年後に心臓などに症状が現れる。
日本国内では感染する可能性はほぼないという。
☆一般的には心配ないようですが、献血された人や中南米在住者、旅行者は心配ですね。

(ソース: 中南米の感染症、献血から初確認 シャーガス病 2013年8月15日 朝日新聞デジタル)



【シャーガス病・コトバンク】
クルーズトリパノソーマという原虫に感染することで起こる感染症。
吸血性のサシガメによって媒介され、中南米で広く流行する。リンパ節や肝臓の腫脹、
心筋炎・心肥大・食道拡張・脳脊髄炎などを引き起こす。

【順天堂大学熱帯医学・寄生虫病学の奈良武司准教授の話(FNNより)】

「主に中南米に分布していて、HIVのように恐れられている病気です。10年から20年かけて、ゆっくりと組織が破壊されていって、最終的には死に至る病気です」。

「心臓の細胞を破壊していきますので、いわゆる心臓のリズムが狂ったりとか、心臓が肥大して、心不全を起こしたりということで、それが急性期であれば、数カ月で発症。突然死の1つの原因になっていると考えられています」

「シャーガス病というのは、なかなか決まった病気、症状というのがないのが特徴。感染しても、感染したことには、大抵の方は気がつかないと思います。(日本では)個別にそれぞれ検査ができる所で、大学の研究機関で検査を受けるしかないと思います」とのこと。

【治療方法は】
早期発見すれば、薬品投与によって原虫を殺すことにより治療できます。

☆初めは自覚症状がないというのは、恐ろしい病気ですね。知りませんでした。何事も早期発見が大事なようです。

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