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白血病の重症化に関与する遺伝子の変異を発見 [がん腫瘍関連]

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血液がんの一つ「骨髄異形成症候群」が白血病に進行したり、小児の白血病が悪化したりするのに、
共通の遺伝子の変異が関与していることが分かったそうです。

研究者

京都大や名古屋大などのグループが発見し、研究結果を、科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」に発表。

遺伝子の変異を発見した経緯
研究グループは、正常な血液を作れなくなる血液がんの一種、骨髄異形成症候群の患者20人について、
がん細胞の全遺伝子を解読した結果、うち2人で「SETBP1」と呼ばれる遺伝子に変異をみつけた。

患者727人の細胞を詳しく分析すると、発症時のこの遺伝子に変異がある割合は4%だったが、
白血病に進行した患者では、変異の割合は17%に上った。

さらに、乳幼児が発症する「若年性骨髄単球性白血病」の患者13人の全遺伝子を解読したところ、
3人にSETBP1の異常があった。

患者92人の遺伝子を分析すると、白血病発症後の悪化時に変異が起きている可能性が高かった。
変異がない患者の5年生存率は65%だが、変異がある患者では33%と低かった。

☆これだけでは、よくわかりませんが、骨髄異形成症候群の患者で「SETBP1」と呼ばれる遺伝子に変異が
ある患者は白血病に進行したり、小児の白血病が悪化したりする可能性が高く、5年生存率も低いということでしょうか。

この発見が治療薬の開発などにつながることが期待されます。
(ソース:2013年7月15日 読売新聞)
 
 
 
 
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