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夏風邪流行 過去10年で最多 乳幼児注意 [感染症]

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まだ全国的ではないのですが、岡山県内で代表的な夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」が今流行しているそうです。

県の最新の定点調査では、7日までの1週間に265人の感染報告があり、過去10年間で最多。
患者は5歳以下の乳幼児が9割以上を占め、県は手洗い、うがいなど予防策の徹底を呼び掛けているとのこと。

(ソース:山陽新聞 WebNews 夏風邪の一種ヘルパンギーナ流行 過去10年で最多、9割超が乳幼児 2013/7/16 7:40)


夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」とは
・急性ウイルス感染症の一種
・乳幼児や子供に発症しやすい。
・例年7月が流行のピーク。

・せきでの飛散感染や経口、接触感染し、発症から約1週間以内に完治する。
・ヘルパンギーナの潜伏期間は、2日~5日程度。(長くても1週間程度)

ヘルパンギーナの症状
・突然38℃以上の高熱が出る。稀に熱性けいれん、関節痛を伴う。
・口内の奥に赤い発疹ができるのが特徴。

・口内に水泡、水ぶくれ、のどちんこの炎症が起きる。
・それにより、食べる時の喉の痛み、食欲不振を訴える。

ヘルパンギーナの治療法
・現在予防となる抗ウイルス薬やワクチンはないので対症療法のみ。
・高熱の場合、安静にして首、脇の下、股関節などを冷やす。

・解熱剤はなるべく使わない方が良いが、使う目安は38.5度以上でぐったり元気がないとき。
(小児に安全な解熱剤はアセトアミノフェンという成分のみであることに注意)

・脱水症状を防止するために、刺激のない水分を飲ませる(酸味のあるものは痛がるので厳禁)。
・4日以上熱が続く場合は髄膜炎等の可能性もあるので受診すること。

ヘルパンギーナの予防法
・普通の風邪と同様手洗い、うがいをすること。
・大人は乳幼児のおむつの交換で接触感染することが多いため、使い捨てのゴム手袋を使用すること。
・大人は乳幼児からの二次感染を受けやすいが、乳幼児より重症になりやすいので注意。

☆ヘルパンギーナは夏風邪の代表的な疾患だと言われていますが、一般的には夏風邪としか言わないので聞きなれない名前ですね。
ヘルパンギーナの発症原因となるウイルスは複数ありますので、普通の風邪と同様、何回もかかるそうですから気をつけましょう。
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