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大腸がんの再発リスクを検査する方法開発 [がん腫瘍関連]

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大腸がんの手術を受けた患者の体内にごく小さながんが残っていないかを調べて、がん再発のリスクを予測する新たな
検査手法が開発されました。

開発者

大阪大学消化器外科学の山本浩文准教授の研究グループが開発しました。

開発の経緯
大腸がんの手術の後、顕微鏡による検査で周囲へのがんの転移はないと診断された患者のうち2割近くの人が、
がんを再発していることに注目しました。

調査方法と結果

がんの転移はないと診断された患者300人を対象にがん細胞が出すごく僅かな物質を検出する特殊な検査法を使い
、がん細胞が残っているかどうか調べました。

◇その結果
・この物質が一定量よりも多く検出された患者では、再発率が27%余りに上った。
・少ない人では7%近くしかなかった。

結論
研究グループでは、この方法を応用すれば、がん再発のリスクを予測できるとしていて山本准教授は、
「リスクが高い人には、抗がん剤を事前に投与し再発率を下げられる可能性がある」と話しています。

◆今後の見通し
大阪大学では、この秋から附属病院で新たな検査法を導入することにしています
(ソース:NHKニュース 7月10日 13時8分)

☆がん細胞が出すごく僅かな物質を検出する特殊な検査法ということです。ごくわずかな物質を検出する技術は
すごい進歩ですね。バスタブ一杯の中に入った一滴の血液をも検出する技術があるのですから、こういうことも
できるのでしょう。大腸がんの再発のリスクがわかるのはまた一歩前進ですね。

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