プール熱 この夏大流行の兆し [感染症]
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今年、2013年は冬のインフルエンザに始まり、風疹の大流行は今も続いています。
どうやらプール熱も大流行しそうな気配がしているので注意しましょう。
これからはプールを利用することが多くなる季節ですからね。
◆登園・登校禁止
風疹と同様、プール熱を発症すると幼稚園児や小中学生は主要の症状が治った後2日間まで登園・登校禁止です。(文部科学省が定める学校伝染病第2種)
◆咽頭結膜熱(プール熱)の患者数が全国的に増えつつあるので、患者が増加傾向にある自治体では、
ホームページなどで注意を呼び掛ける動きが広がっているそうです。
2013年 5月27日―6月2日の週は全国約3000か所の小児科定点医療機関当たり0.7人で、4週連続で増加しており、定点当たり報告数を都道府県別に見ると、
佐賀の2.43人が最多で、これに鹿児島(1.47人)、宮崎(1.42人)、福岡(1.38人)などと続いていて、九州で多い。
◆定点当たり報告数とは?
定点報告の対象となる五類感染症については、全国の指定された医療機関(定点)から1週間ごとに患者数が報告されます。
疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、
基幹定点(約500 カ所)に分かれています。
また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。(福岡市ホームページより)
☆定点とは指定された医療機関のことだったのです。>>続きを読むをクリック⇓⇓
◆プール熱(咽頭結膜熱)とは
・アデノウイルスによる急性ウイルス性感染症。
・プールでの感染も多いことから「プール熱」とも呼ばれ、主に夏場に流行する。
・感染経路は主に接触感染や飛沫感染だが、タオルやドアの取っ手、エレベーターのボタンなど患者が触れたものを介してうつる。
・保育園、幼稚園、小学校などで小児の集団発生も少なくない。
◆プール熱の3大症状
・咽頭炎:のどの痛みやはれ 3日~5日間続く
・結膜炎:目ヤニや目の充血 10日間前後続く
・発熱 :38℃~40℃の高熱 4日~7日間続く
◆潜伏期間・他人に移す期間
・プール熱の潜伏期間(感染してから症状がでるまで):5日~7日以内
・発症期間(発症してからピークに達するまで):3日~5日
・回復期(ピークを過ぎて完治するまで):発症日から2週間程度
☆潜伏期間から回復期まですべての時点で他人に移す危険があるそうですから、大変です。
アデノウィルスは症状が完治しても、2週間~ひと月は便にウィルスが出るのでひと月はプールに入れないようです。
◆治療法現在のところアデノウィルスに効果がある抗ウイルス剤はありませんので、
安静第一で自然治癒力による回復を待つことと、対症療法しかありません。
対症療法
・のどの痛みやはれには、抗炎症剤服用
・目ヤニや目の充血には、点眼薬
・発熱には、解熱剤
※注意:スピリンやサリチルアミドなどの「サリチル酸」を含む解熱剤を使用すると、急性脳症や肝障害を伴うライ症候群を引き起こす可能性があるので、15歳未満の小児への投与は禁忌です。
◆ホームページでプール熱の注意情報などを掲載している自治体(6月17日現在)
佐賀県 広島県 北海道恵庭市
◆プール熱の予防法
・感染者との密接な接触を避け、タオルを共有しないこと。
・うがいや石鹸を使った手洗い。
・患者の排泄物は注意して取り扱い、適正な処理をすること。
(佐賀県ホームページより)
・プールで水泳をする際は、入る前後にシャワーを十分に行うこと。
(広島県ホームページより)
☆わが家でも、子供たちが幼稚園の頃、プール熱にかかり、それから予防しても時すでに遅く、一家全員がプール熱にかかったことがあり、大変でした。
(ソース:プール熱流行の兆し、各地で注意呼び掛け-北海道の一部で警報レベルに 医療介護CBニュース 6月17日(月)18時59分配信、他)
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今年、2013年は冬のインフルエンザに始まり、風疹の大流行は今も続いています。
どうやらプール熱も大流行しそうな気配がしているので注意しましょう。
これからはプールを利用することが多くなる季節ですからね。
◆登園・登校禁止
風疹と同様、プール熱を発症すると幼稚園児や小中学生は主要の症状が治った後2日間まで登園・登校禁止です。(文部科学省が定める学校伝染病第2種)
◆咽頭結膜熱(プール熱)の患者数が全国的に増えつつあるので、患者が増加傾向にある自治体では、
ホームページなどで注意を呼び掛ける動きが広がっているそうです。
2013年 5月27日―6月2日の週は全国約3000か所の小児科定点医療機関当たり0.7人で、4週連続で増加しており、定点当たり報告数を都道府県別に見ると、
佐賀の2.43人が最多で、これに鹿児島(1.47人)、宮崎(1.42人)、福岡(1.38人)などと続いていて、九州で多い。
◆定点当たり報告数とは?
定点報告の対象となる五類感染症については、全国の指定された医療機関(定点)から1週間ごとに患者数が報告されます。
疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000カ所)、眼科定点(約600カ所)、
基幹定点(約500 カ所)に分かれています。
また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。(福岡市ホームページより)
☆定点とは指定された医療機関のことだったのです。>>続きを読むをクリック⇓⇓
◆プール熱(咽頭結膜熱)とは
・アデノウイルスによる急性ウイルス性感染症。
・プールでの感染も多いことから「プール熱」とも呼ばれ、主に夏場に流行する。
・感染経路は主に接触感染や飛沫感染だが、タオルやドアの取っ手、エレベーターのボタンなど患者が触れたものを介してうつる。
・保育園、幼稚園、小学校などで小児の集団発生も少なくない。
◆プール熱の3大症状
・咽頭炎:のどの痛みやはれ 3日~5日間続く
・結膜炎:目ヤニや目の充血 10日間前後続く
・発熱 :38℃~40℃の高熱 4日~7日間続く
◆潜伏期間・他人に移す期間
・プール熱の潜伏期間(感染してから症状がでるまで):5日~7日以内
・発症期間(発症してからピークに達するまで):3日~5日
・回復期(ピークを過ぎて完治するまで):発症日から2週間程度
☆潜伏期間から回復期まですべての時点で他人に移す危険があるそうですから、大変です。
アデノウィルスは症状が完治しても、2週間~ひと月は便にウィルスが出るのでひと月はプールに入れないようです。
◆治療法現在のところアデノウィルスに効果がある抗ウイルス剤はありませんので、
安静第一で自然治癒力による回復を待つことと、対症療法しかありません。
対症療法
・のどの痛みやはれには、抗炎症剤服用
・目ヤニや目の充血には、点眼薬
・発熱には、解熱剤
※注意:スピリンやサリチルアミドなどの「サリチル酸」を含む解熱剤を使用すると、急性脳症や肝障害を伴うライ症候群を引き起こす可能性があるので、15歳未満の小児への投与は禁忌です。
◆ホームページでプール熱の注意情報などを掲載している自治体(6月17日現在)
佐賀県 広島県 北海道恵庭市
◆プール熱の予防法
・感染者との密接な接触を避け、タオルを共有しないこと。
・うがいや石鹸を使った手洗い。
・患者の排泄物は注意して取り扱い、適正な処理をすること。
(佐賀県ホームページより)
・プールで水泳をする際は、入る前後にシャワーを十分に行うこと。
(広島県ホームページより)
☆わが家でも、子供たちが幼稚園の頃、プール熱にかかり、それから予防しても時すでに遅く、一家全員がプール熱にかかったことがあり、大変でした。
(ソース:プール熱流行の兆し、各地で注意呼び掛け-北海道の一部で警報レベルに 医療介護CBニュース 6月17日(月)18時59分配信、他)
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