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寝ぼけて暴れる高齢者 レム睡眠行動障害のポイント [心や神経の病]

「寝ぼけてけがをした」「寝ぼけて暴れるので困る」――など、睡眠中の異常行動を患者や家族に相談された場合、レム睡眠行動障害が疑われるそうです。

取材協力者

睡眠総合ケアクリニック代々木の井上雄一氏は、「レム睡眠行動障害の患者はたくさんいる」
「高齢期に発症する寝ぼけの多くは、レム睡眠行動障害(RBD)の可能性が高い」と語る。

井上雄一氏の著書⇓⇓

レム睡眠行動障害(RBD)とは

睡眠障害の一種で、1986年に初めて提唱された比較的新しい疾患。
主な症状は、夢の中の行動を実際に行うもの。

近年、パーキンソン病やレビー小体型認知症、ナルコレプシーなどの前駆症状とも考えられるようになっている。
睡眠障害の一種だが、患者が不眠や寝不足を訴えることはまずない。

男女比は8:2と男性に多く、患者の約7割は嗅覚異常を伴うことも知られている。
高齢期に発症したRBDは、自然治癒することはなく、進行性に増悪する。

レム睡眠行動障害の発症の種類

加齢に伴い発症する特発性のものと、抗うつ薬などの薬剤やアルコール、神経疾患に併発する二次性のものがある。


RBDを疑うポイント

夢と関連した行動を取っているかどうか(下記の4点)。

1.睡眠中に大声を上げたり、動き回ったりする。 2.加齢に伴い、その「寝ぼけ」が悪化している。 3.異常行動時に見ていた夢の内容をよく覚えている。 4.嗅覚異常を伴う。

RBD患者は、異常行動中に覚醒しやすく、夢の内容を鮮明に覚えている。
そのため、寝ぼけて暴れる場合には、起こしてどのような夢を見ていたかを確認するとよい。

☆レム睡眠行動障害。聞いたことありませんでした。回りに睡眠中にあばれる人もいませんし。でも、これからの高齢化時代に伴い増加しているようですから、覚えておいて気をつけた方がいいですね。

(ソース:寝ぼけて暴れる高齢者、その原因とは?日経メディカル 2014/1/16 )
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