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1型糖尿病「聞いたことない」が6割 1型と2型の違い [糖尿病]

1型糖尿病について「知らない」「聞いたことがない」人が約6割に上ることが、分かり、知っていると回答した人の中にも、2型糖尿病と混同した誤解も多かったそうです(日本イーライリリーによる認知度調査)。

調査方法
11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて実施。
10月24-26日のインターネット調査で、糖尿病患者ではない全国の1000人から回答を得たもの。

調査結果の詳細
1型糖尿病について「知らない・分からない」と答えたのは13.8%、
「糖尿病は知っているが、種類は分からない」が45.6%を占めた。

一方、「知っている」(12.1%)「名前を聞いたことがある」(28.5%)と回答した計406人に発症原因を尋ねたところ、1型とは関係がないとされる「食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣」が53.9%に上った。

また、1型糖尿病になりやすい人として「体系は関係ない」との回答が64.0%を占めたものの、「肥満型の人がなりやすい」と考えている人も31.5%いた。

1型糖尿病は、国内では年間約1万4000人が発症、約21万人が治療を続けているが、全糖尿病の5%程度である。


正しい理解が必要

東京女子医大の内潟安子糖尿病センター長は、「食べ過ぎや運動不足のイメージが付きまとう2型と混同してとらえる人が多く、理解不足と誤解から偏見を受ける患者さんもいる。正しい理解が広がってほしい」と話しているとのこと。

(ソース:1型糖尿病「聞いたことない」が6割-「原因は生活習慣」の誤解も 医療介護CBニュース 11月6日)
 
 
 
 


糖尿病患者の95%は2型糖尿病なので、1型糖尿病については知らない人が多いのも無理ないことかもしれません。
1型と2型の違いをまとめておきます

1型糖尿病(インスリン依存型)
発症原因:ウィルス感染や自己免疫異常によって膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が破壊され、インスリンが分泌されなくなる。
治療方法:インスリン注射。

なりやすい人:25歳未満の若年者に発症することが多い。肥満とは関係ない。
遺伝との関係:あまり遺伝しないと言われているが、最近遺伝子のなかである特徴をもつ遺伝子と1型糖尿病との関連が認められている。


2型糖尿病(インスリン非依存型)
発症原因:体質の遺伝に加えて、食べ過ぎ、運動不足、ストレス(生活習慣)が加わって発症する。
治療方法:食事療法・運動療法、で不十分な場合は内服薬 やインスリン注射で治療する。

なりやすい人:中年で肥満型の人に多い。
遺伝との関係:最近は遺伝が多いと言われている。

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