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新型重粒子線による がん治療装置開発 [がん腫瘍関連]

山形大医学部は2013年8月6日、三菱電機と東芝の2社と共同で、新型の重粒子線 がん治療装置の開発に着手したことを発表したとのこと。

新型の特徴

装置の小型化や省エネルギー化を目指すので、実現すれば、これまで不可能だった総合病院などへの設置が可能になり、小型加速器を治療室の上の階に設置して、がん以外の病気を併発している患者が、入院したまま重粒子線治療を受けられるようになる。

また操作の自動化を進め、熟練技術がなくても扱えるようにすることで海外への普及も見込む。

重粒子線治療とは

重粒子線治療は放射線治療の一種で、炭素の原子核を加速器で加速してがん細胞に照射してやっつけるもの。
体の深部にミリ単位の精度で集中照射できるため、周囲の正常な組織を傷つけにくく副作用も少ない。

これまでの装置は加速器が巨大で設置に広い敷地が必要なため、重粒子線治療装置を持つ放射線医学総合研究所(千葉市)など国内4カ所の施設はいずれも他の病院から離れた場所にある。

今後の展望
既存施設は海外ではドイツとイタリアの2カ所にしかなく、日本が最先端技術を誇っている。
三菱電機には加速器小型化の実績があり、東芝は省エネなどの技術を持つという。

山形大の嘉山孝正学長特別補佐は「2人に1人ががんになる時代。世界の医療産業に貢献できる『海外普及モデル』にしたい」
と話している。

☆この分野では日本が最先端技術を持っているそうですから、頼もしいですね。海外にも輸出できるようになればすばらしいです。

(ソース:毎日新聞 8月6日)
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