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問題のバルサルタンを 済生会中央病院が使用中止 [薬物関連]

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降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)に血圧を下げる以外の効果(脳卒中予防など)もあるとした臨床試験疑惑で、東京都済生会中央病院(高木誠院長、535床)は2013年7月22日、バルサルタンの使用を8月5日から中止すると発表したそうです。

バルサルタンを配合した別の商品(コディオ、エックスフォージ)も対象になっています。

東京都済生会中央病院は、データ操作があった府立医大の試験で、販売元のノバルティスファーマの社員が統計解析を担当していた点を問題視。

★「同種薬剤が多数存在する中であえて処方する理由は少ない」「効果に疑問が出ている薬剤を漫然と使用することは倫理的にも問題」として中止に踏み切った東京都済生会中央病院の対応は正しいと思います。

済生会本部によると決定は東京都済生会中央病院単独ものだということですが、いずれ済生会全体に波及すると思われ、恩賜財団済生会は国内最大の社会福祉法人で、90以上の医療機関を抱えているので影響は大きいでしょう。

しかし、今後こういう不祥事が起こらないようにするためにも、バルサルタンの使用を中止することは必要だと思われます。

一方、患者には「降圧薬としての効果と安全性に問題はなく、処方変更まで服用を急に中止するのは絶対にやめて」と注意を促したのも当然ですが適切な指示でした。

急に降圧薬をやめると血圧が急激に上がったりして、脳卒中などの危険がありますからね。

(ソース: 7月22日(月)20時17分配信 毎日新聞)


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