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てんかん 細胞レベルで再現 [心や神経の病]

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全身がひきつるなどの発作を繰り返す「てんかん」の患者からiPS細胞を作り出し、細胞レベルで病気を再現することに成功したそうです。

治療が難しいてんかんで薬の開発に役立つと期待されています。


てんかんは全身がひきつったり、意識を失ったりする発作を繰り返す病気で、患者のおよそ30%は現在の薬では発作を抑えられない「難治てんかん」とされています。

福岡大学などの研究グループは、難治てんかんのうち、病気を引き起こす仕組みの解明が進む「ドラベ症候群」と呼ばれる患者の皮膚からiPS細胞を作り出しました

実験

そのiPS細胞を神経細胞に変化させて調べたところ、これまでの動物実験の結果と同じように、神経のネット
ワークで電気信号を抑える働きが低下していることを確認したそうです。 今後の見通し

研究グループは、ヒトの細胞でてんかんの発作の際に起きる現象を再現できたので、今後、さまざまなタイプの難治てんかんで発症の仕組みを明らかにできる可能性がある、としています。

「患者の脳の神経細胞を直接研究することは難しく、iPS細胞を変化させた神経細胞を使えば、治療が難しい重いてんかんの新薬の開発につながる」と研究グループの日暮憲道医師は話しています。

☆iPS細胞すごいですね。たしかに、患者さんを実験台にすることは、よほど安全が確認されなければできないことですから、代わりに同じに作られたiPS細胞を使えるのは、医学の発達に大いに役立つことでしょう。

(出典:NHKNEWS てんかん 細胞レベルで再現と発表 2013年5月2日 9時16分)
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