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たばこ吸いたい 脳の仕組み解明 [心や神経の病]

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たばこを吸いたいという欲求は、脳の二つの部位が連携して生じることが解明されました。禁煙や薬物依存の新しい治療法開発などにつながりそうです。

◆研究者
理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)などが突き止め、28日発表。
米科学アカデミー紀要(電子版)に近く掲載されます。

分かっていた事実
たばこを吸う習慣がある旅客機の客室乗務員は、着陸が近付くと、飛行時間と無関係に「たばこを吸いたい欲求」が強まることが知られていたが、こうした現象が、脳のどのような仕組みで起きるのかは不明でした。

実験方法
喫煙者10人に、▽すぐ喫煙できる▽4時間喫煙できない――という2つの条件で他人が喫煙している映像を見せ、吸いたい気持ちの強さを点数化してもらいました。

さらに脳の活動の様子を、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で画像化して解析しました。

実験結果
喫煙の欲求が強まると、こめかみの奥にある「眼窩(がんか)前頭皮質」が活性化。

・すぐ喫煙できる条件では、左前頭部にある「背外側前頭前野」も活性化したが、この部位に磁気を当てて働きを抑えると、こめかみの奥の活動も下がり、喫煙の欲求が抑えられたといいます。

◆同センターの林拓也・副チームリーダーは
「左前頭部で『吸えそうだ』という状況判断を行い、こめかみの奥で『吸いたい』という欲求が湧き起こるのだろう。
ニコチン依存の強さの評価や、他の薬物依存の研究にも役立つだろう」と話しています。


★4時間喫煙できないという条件での結果が書かれていないのですが、左前頭部にある「背外側前頭前野」は活性化しないということかな?
それで、吸えそうだとは思わないので、吸いたいという欲求も起こらないということなのでしょうか?

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出典:Yahooニュース 読売新聞(ヨミドクター) 1月29日(火)10時19分配信

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