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脂肪肝や肝炎に効く脂肪抑制成分50倍!福井市の伝統野菜板垣大根の [肝臓病]

◆発見されたこと

福井県福井市の伝統野菜である「板垣大根」の脂肪抑制成分が
脂肪肝や肝炎などに効果が期待できることがわかりました。


◆発見者は

福井県立大学の食品機能学准教授である高橋正和准教授のグループです。

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◆板垣大根の特徴は

1.福井市板垣地区で明治末期から栽培されている
2.10月から11月頃に収穫される
3.細身で辛みが強い
4.歯切れがよいので主に漬物用にされる

私も家庭菜園で大根を栽培していますが、主に青首大根のような甘い
大根ばかりで辛みの強い大根は作っていません。
ご近所を見回してもそうです。

どうやら辛みの中に脂肪を抑制する成分が多いようです。

◆研究過程

1.高橋准教授は、生活習慣病や非アルコール性脂肪肝などの研究者である

2.ワサビに多く含まれる脂肪蓄積抑制成分である辛み成分に着目

この成分は「イソチオシアネート類」といい、ワサビに多いことはわかって
いたのですね。大根についてはどうだったのでしょう?

おそらく大根にも含まれるということはわかっていたようです。


3.板垣大根の抽出液1グラムあたりに含まれるイソチオシアネート類は、
通常の大根の約50倍もあることが確認されました。

それにしても50倍とはすごいことですね。2倍でもすごいのですから。

4.イソチオシアネート類は白血球の一種で、活性化されると炎症を引き起こす
原因になる「マクロファージ」を抑える効果も期待できることがわかりました。

これが、肝炎を抑えることになるのでしょう。

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◆効果を確かめるマウスの実験方法
1.マウスをA,B2つのグループに分けた

2.2週間、2つのグループに脂肪分の多い餌を同量与えた

3.その際、一方のグループAだけに、イソチオシアネート類を注射で投与した

(マウスが何匹かなど詳細は不明です)

◆実験結果
グループBのマウスの肝臓には脂肪が付いたが、グループAのマウスの肝臓に
は脂肪が付かなかった。


◆今後の課題と期待
まだ、マウスやヒトが実際に食べる実験はしていないので、今後も詳細な研究が必要
ですが、

高橋准教授は「健康食材としてPRする際の科学的根拠となり、普及拡大につなげて
いってほしい。同じアブラナ科のカブなどの伝統野菜についても同様の効果が期待
できそうなので研究してブランド化を高める一助となれば」と話しておられます。

(ソース:板垣だいこん 肝炎に効く!? 2015年6月14日 読売新聞ニュース)


★まとめ

北陸の特殊な気候が板垣大根のイソチオシアネート類を増やしたのでしょうか。
大根おろしにして汁もいっしょに飲むようにすれば、脂肪肝や肝炎の
予防ができそうですね。

ワサビも効果があることを知りました。ワサビはたくさんは食べられない
ですがね。

早速板垣大根の種を取り寄せて家庭菜園で栽培します。
実はもう脂肪肝になりかけていると前回の健診で注意されているのです。

うれしいニュースでした。

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