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スギ花粉症の「舌下免疫療法」をスタートする時期はいつ? [アレルギー 免疫関連]

長らくお休みしていましたが、ニュースは、時間が経つと
消失してしまいますので、気になる医療ニュースをメモ程度に
記録しておくブログとして再開することにしました。

よろしくお願いします。

2015年から保険適応になった、花粉症の「舌下免疫療法」について
開始する時期についてのニュースがありましたので、まとめて
おきます。(ソース:デイリースポーツ 11/25(金) 14:00配信)

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◆「舌下免疫療法」とは

スギ花粉症のアレルギーの元になるアレルゲン(スギ花粉)を
ごく少量ずつ体内に入れて慣らし、自らが免疫を作るようにする
免疫療法の一種です。


◆従来の皮下免疫療法との違いは

皮下免疫療法はアレルゲンを皮下注射するもので、
週1回のペースで病院に通って注射をする必要があるため、
あまり普及しませんでした。

しかし、舌下免疫療法は、舌の下に薬を入れ、2分間保持した
後に飲み込めばよく。通院も月1回でよいので、注射の痛み
もなく、自宅で簡単にできることから広まってきています。

※原理は両方とも同じことで、アレルゲンの入れ方が違うだけですね。


◆「舌下免疫療法」の効果

治療をした人の
 
約30%で花粉症が劇的に改善した
約50%で症状が楽になった
約20%では治療効果がなかった

そうです。効果がなかった人の原因はまだ分かっていません。

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◆「舌下免疫療法」の問題点

・即効性がなく、効き目があらわれるのに2-3カ月かかる
・治療が3-5年と長期に渡る
・スギ花粉以外のアレルギーには効果がない

◆「舌下免疫療法」の副作用

副作用は舌下直後にアナフィラキシーとよばれる強いアレルギー
反応を起こす可能性がありますが、これまでの報告ではこのような
重篤な副作用はほとんどなく、口腔内に違和感をわずかに生じる程度です。

◆治療を開始する時期は

「効き目があらわれるのに2-3カ月程度かかり、スギ花粉が飛散している
時期には、治療をスタートできないので、地域にもよりますが、遅くとも
12月下旬までには治療を開始して頂くことをお願いしております。」

と亀戸内科クリニック院長の荒木正医師は語っておられます。

 
 ◆荒木 正(あらき・ただし)プロフィール
2003年、東邦大学医学部卒。東邦大学医療センター大橋病院などに勤務後、
2016年に東京都江東区に亀戸内科クリニック開設。
循環器・糖尿病内科医として地域に密着。総合内科専門医。循環器専門医。

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